今回は、エシカル消費の目印となる、「認証マーク」をご紹介します。

近年、エシカル消費に関する意識が高まっています。
エシカル消費とは「倫理的な消費」という意味で、人や社会、地球環境や地域などを考慮して作られたモノを購入・消費することをいいます。

2020年に行われた消費者庁のアンケートによると、全体の59%が「エシカル消費に興味がある」と回答。
また、エシカル消費につながる商品を「これまで購入したことがあり、今後も購入したい」、「これまでに購入したことはないが、今後は購入したい」の合計が81%となり、消費者のエシカル消費への関心の高さがうかがえます。

『エシカル消費とは』詳しく見る

しかし、エシカルな商品を選びたいけれど、なにがエシカルなのか、判断が難しいことがあります。
そこで参考になるのが「認証マーク」です。

認証マークとは?

商品がある一定の基準に沿って作られていることを証明するマークです。
その商品がどこでどう作られているのかを調査・監査し、品質を保証します。

食品や電気製品など、様々なものに認証マークがついていますが、今回は“エシカルなモノづくり”という観点から認証マークをピックアップしてご紹介します。
エシカルに関連する認証マークを調べていくと、単なる目印ではなく、なにかを「守っている」ということが見えてきました。

+ethical

“環境を守る”認証マーク

ここでは「環境を守る」認証マークを3つピックアップします。

生産工程や製品素材が、環境に配慮されていることを示すマークです。
消費者にとっては、自分の住む地球にやさしい商品なのだと認識してもらえるマークですね。

エコマーク

エコマーク

商品の「生産」から「廃棄」に至るまで、環境への負担が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられます。幅広い商品を対象とし、商品ごとに様々な認定基準が設けられています。
生産工程における水資源の保全、エネルギーの削減、リサイクル素材の活用など、認定を受けるためにクリアすべき基準は商品によって様々ですが、国際的な規格に基づいて制定されている、信用性の高いマークと言えます。

Rマーク(再生紙使用マーク)

Rマーク(再生紙使用マーク)

主に紙製品において、その製品に古紙パルプがどのくらい配合されているかを示すマークです。
申請や届け出が不要で誰でも使用することができますが、古紙パルプの配合率の表示や、使用後再生紙に利用できるかなど、十分注意する必要があります。
再生紙の利用促進、普及のためのマークとして定められています。

バイオマスマーク

バイオマスマーク

植物を原料とするバイオマスを使った製品(プラスチック、インク、容器、繊維製品など)に表示されます。
製品自体を燃やしてCO2が出ても、原料である植物が光合成でCO2を吸収するため、もともとの大気中のCO2濃度は変わらないという考え方(カーボンニュートラル)で、温室効果ガスを増やさない資源であるといえます。バイオマスマーク認定商品は、循環型社会への貢献、地球温暖化の防止に役立ちます。

“生産者を守る”認証マーク

続いて、「生産者を守る」認証マークをピックアップします。
自然環境や資源だけでなく、原料を生産する人々、製品を作る人々を思いやるためのルールが設けられています。
消費者にとっては、海外の生産者など誰かを支援する、思いやる心をもって購入できる商品になります。

国際フェアトレード認証ラベル

国際フェアトレード認証ラベル

フェアトレードとは、「公平な貿易」という意味で、発展途上国で生産される原料や製品を、適正な価格で購入し、生産者に還元する貿易の仕組みのことです。
低賃金が原因で発生する、児童労働や、農薬の大量使用を防ぐための取り組みです。
フェアトレード認証を受けた製品を購入することで、生産者に適正な賃金を支払われ、生産者の生活自立を支援します。

『フェアトレードコットンバッグ』を見る

トランスでは、国際フェアトレード認証ラベルのついたトートバッグを取り扱っております。(国内在庫商品)
サステナブルな取り組みのひとつとして、フェアトレードコットンバッグを販売品やノベルティ活用してみませんか?

ノベルティ・オリジナルグッズのECサイト「販促STYLE」掲載商品
『フェアトレードコットンバッグ』の商品情報

オーガニックコットンマーク

オーガニックコットンマーク

農薬や化学肥料を3年以上使っていない農地で、有機農法で育てられたコットンをオーガニックコットンと呼びます。
通常、コットンの生産には除草剤や殺虫剤が大量に使用され、地球環境や生産者の健康に悪影響を及ぼします。地球にも生産者にもやさしいオーガニックコットン製品の普及はサステナブルな社会づくりのひとつといえます。

マークの1例

こちらはオリジナルマークになります。当社が扱っている一部の商品のみに使用しています。
取扱商品以外にこちらのマークは付けることはできません。

『オーガニックコットンバッグ』をみる

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『オーガニックコットンバッグ』の商品情報

“森林を守る”認証マーク

ここでは「森林を守る」認証マークをピックアップします。
管理の行き届いた森林の木材の使用、不当な森林破壊の抑制などに関わる認証制度です。
森林を守るという意識は、消費者にとってわかりやすくエシカルな取り組みと結びつくのではないでしょうか。

FSC® 認証

FSC® 認証

適切な管理がなされている森林の資源を使っていることを示す認証マーク。基準を満たしている製品のみにつけられています。
紙製品や、木材を使った製品などに表示され、世界的に信頼性の高い森林認証制度とされています。
FSC®のマークを表示して消費者の手元に届けるには、以下の2種類の認証が必要となります。

FM認証(Forest Management 森林管理)

責任をもって森林管理が行われていることを審査し証明する。

CoC認証(Chain of Custody 加工・流通過程)

FM認証を受けた森林からの木材、木材製品であることを商品であることを証明する。

間伐材マーク

間伐材マーク

間伐材を用いた製品に表示し、間伐・間伐材利用の重要性をPRするマークです。
製品にマークを表示するには、全国森林組合連合会が設置する間伐材マーク認定委員会に申請し、認定を受ける必要があります。
認定を受けた製品に間伐材マークを表示することで、製品・企業が森林資源の保全や育成を促進していることを消費者にアピールできます。

『間伐材グッズ』をみる

RSPO(Roundable on Sustainable Palm Oil)認証マーク

RSPO(Roundable on Sustainable Palm Oil)認証マーク

洗剤や石鹼、食用油に使われるパーム油。 RSPOは、原料となるアブラヤシの農園の不適切な拡大のために、熱帯林の伐採や“火入れ”が行われています。
その地域に住む生物や労働環境へ悪影響を及ぼすことのないよう、国際的な基準を設けました。
その基準を満たした「持続可能なパーム油」を使用した製品に認証マークが付けられます。

団体ウェブサイト(英語サイト)

本記事では、エシカルに関連する認証マークを、大きく3つに分けてピックアップしました。
認証マークは基準としてだけでなく、環境や生産者、森林を守るためのマークであることがわかりました。
今回ご紹介したマークはほんの一部で、環境に配慮した取り組みをしている、サステナブルな社会を目指しているなど、数多くのエシカルな認証マークは存在しています。

消費者がエシカルな商品を選ぶ際に指標とする『認証マーク』。
さまざまな認証マークを知ることで、エシカルなモノづくりに活かすことができます。
トランスでも、一部の認証マークがついた製品の取り扱いや製作が可能ですので、ぜひご相談ください。

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セウヘイ

株式会社トランス社員。認証マークについて知ることで、さまざまなものにマークがついていることに気づきました。新しいことについて知ったことで、無意識に目で追ってしまう・よく見かけるようになる心理現象を「バーダーマインホフ現象」というそうです。ここまで読んでくださった方は明日から認証マークを頻繁に見つけ、エシカル消費を意識することになるでしょう。

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