アイドルグッズ、キャラクターグッズにおいて、顔写真のビジュアルが映っていることは大事な要素です。
今回ご紹介するのは、顔写真を飾る、持ち歩けるグッズ、「ミニフォトフレーム」。
推し活が浸透している現在、アイドルやキャラクターのビジュアルをメインとしたアイテムはオリジナルグッズとして外せません。
今回は、筆者が気になったミニフォトフレーム・写真を収められるアイテムを集め、ご紹介します。
ミニフォトフレームのニーズは「推しがいる人」と「Z世代女子」
ミニフォトフレームに注目が集まる理由として考えられるポイントは2つあります。
まずはポイントを整理しておきましょう。
推しの存在を身近に置いておくための写真グッズ
Z世代の若者を対象にしたある調査によると、「推し」がいるという人は8割を超え、多くの人が推し活に励んでいるのがわかります。
推し活の一環としてグッズを集める人の中には、写真を飾ったり、キーホルダーにして持ち歩いたりする人も多く、ビジュアルがきれいに見えるグッズは定番の人気を誇ります。
友人同士での思い出を残すZ世代の若者
友人との思い出を残しておくために撮る写真ですが、レトロブームの際に「フィルムカメラ」が流行したように、データだけでなく現像して形に残す傾向が見られました。
その際に注目されたのが「証明写真プリ」。
プリクラのようにかわいく加工した写真ではありませんが、「盛れていない雰囲気にレトロ感があって良い」「最高の1枚を一緒に選ぶ時間も楽しい」などの“エモい”体験を通して思い出を残します。
そんな証明写真は、スマホケースやミニキーホルダーに収納され持ち歩かれています。
豆知識:「韓国式証明写真」
流行の最先端、韓国の証明写真は、加工が施され自然に美しくなった写真が撮れるそうです。
韓国ファンやトレンドに敏感な若者の間で話題が広がり、韓国式証明写真を体験できるフォトスタジオが日本にもオープンしています。
また、韓国に住む女の子も、恋人や友人の証明写真をスマホケースにいれているそうです。
世界的K-POPアイドル・BTSからは、メンバーの証明写真のプロマイドセットが販売されていました。
以上の2つのポイント、「推しの写真グッズ」の人気、「証明写真サイズの小さな写真を持ち歩く」というブームが影響し、ミニフォトフレームに注目が集まっていると考えられます。
ユニークなミニフォトフレームを集めました
多くの人々が熱中する「推し活」は、グッズ販売において重要なキーワードとなりました。
証明写真ほどのちいさな写真は好きなアイドル、キャラクターをキーホルダーにして持ち歩いたり、部屋に並べて飾ったり、推しを身近に置いておくのにちょうどいいサイズ感です。
ここでは、ユニークなミニフォトフレームをご紹介します。
ミニ額縁
写真が額縁に入っていることで、偉人の肖像画のような厳かさ、高級感を演出できます。
絵や写真を飾るための額縁を小さくすれば、コレクションしやすく飾りやすいミニフォトグッズになります。
背面をマグネットにすれば、より飾りやすくイベントのお土産として展開できるでしょう。
ミニブラウン管フォトフレーム
安定して続くレトロブームに沿ったテーマのミニフォトフレーム。
ブラウン管テレビの形のフォトフレームには、白黒の写真やレトロテイストの衣装を着た写真をはめると、フレームと写真の雰囲気がマッチしてなお良いでしょう。
Z世代の若者にとっては新しく、その親世代にとっては懐かしいミニブラウン管フォトフレームは、「親子推し活」にも向いているので、幅広いファン層を持つコンテンツにおすすめのアイテムです。
ミニアルバムキーホルダー
証明写真サイズの写真が入るミニアルバムがキーホルダーになったアイテムです。
オリジナルグッズの王道であるキーホルダーと、注目度の高い小さい写真の合わせ技。
複数枚のページがあるので、メンバーの多いアイドルグループ、キャラクターコンテンツにおすすめです。
すべてのページを一人のメンバー・キャラクターで埋め尽くして「ミニ写真集」にもできます。
アクリルキーホルダー
オリジナルグッズの定番、アクリルキーホルダー。
キャラクターやアーティストの肖像など細かい線もきれいに印刷できるので、写真をグッズ化するのに適したアイテムです。
最近では写真をはめこんだアクリルキーホルダーがファッションアイテムの一部として使われるようになっており、Z世代の若者たちが個性を表現するのに便利なアイテムとなっています。
オリジナルグッズに最適のミニフォトフレーム
今回ご紹介したアイテムは、アイドルやキャラクターのビジュアル、特に顔が映えるアイテムです。
数を集めて楽しめるグッズでもあるので、メンバーの多いアイドルグループやキャラクターコンテンツに適しています。
また、小さなアイテム、複数種類で展開できるアイテムなので、ライブやイベントの際はガチャの景品などランダムアイテムとしてラインアップするのも良いでしょう。
韓国式証明写真の流行、恋人や友人の写真をスマホに入れるという若者のコミュニケーション方法などが影響して注目が集まるミニフォトフレーム。
ライブグッズやイベントグッズへの導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
関連コラム
セウヘイ
株式会社トランス社員。韓国文化が好きな友人が、韓国式証明写真が撮れるフォトスタジオの店長として働いています。最後に会ったのは成人式の時で、久々に連絡をしましたがまさか仕事の話をするなんて当時の私は考えもしなかったでしょう。次に韓国に旅行に行った時に、お土産に韓国の最新トレンドの話を聞かせてくれるそう。ちなみに私は辛い料理が苦手なので、韓国に行っても料理を満喫できないと思うので行けません。