推し活文化が日常に浸透しつつある中で、いま注目されているのが「カフェ活」。
自宅やカフェで推しグッズとともに過ごす時間を演出し、写真としてSNSに共有するこの活動は、ファン同士の交流手段としても人気を集めています。
本記事では、そうした推し活の中でも特に“カフェシーン”にフォーカスした「ランチョンマットシリーズ」について、その仕様や活用法、商品としての展開可能性までをまとめてご紹介します。
オタクの中でトレンドの「推しとのカフェ活」

「推しとのカフェ活」とは、好きなキャラクターやアイドルと一緒にカフェ巡りをしているような気分を楽しむ活動を指します。
実在するコラボカフェへの訪問はもちろん、通常のカフェや自宅で推しカラーのドリンクやスイーツを用意し、ぬいぐるみやアクスタ(アクリルスタンド)と一緒に撮影するケースも含まれます。
SNSに投稿する前提があるため、「かわいく撮れる」「作品やキャラの世界観を演出できる」といった演出力が重視されるのが特徴。
この背景から、「撮影に映える」「持ち運べる」「世界観を演出できる」グッズへのニーズがますます高まっています。
「ランチョンマットシリーズ」仕様・製作のポイント
「推し活の瞬間」をもっと特別に演出するために設計された、3つのアイテムをご紹介します。
推しにあ~んできるランチョンマット

立ち上がる背景パネル付きの構造で、推しの口元にスプーンを合わせることで“あ~ん”しているような写真が撮れるように設計されています。
少し照れているような表情やシチュエーションを再現できるため、特別な距離感を演出できるのが魅力です。折りたたみ式でコンパクトに持ち運べるため、カフェや自宅での“ぬい撮り”にも最適です。
ぴょこフォトブース

レトロな喫茶店風のデザインを取り入れた背景パネル付きランチョンマット。
ドリンクカップの前に小さな推しを“ぴょこっ”と配置できる仕掛けが特徴で、まるで自分だけの喫茶店に推しを招いたような気分を味わえます。
全体の装飾は控えめで上品にまとまっており、推し感が強すぎないため、周囲にオタク趣味をあまり知られたくない層にも好評です。
ポップアップ式でサッと展開・収納できるため、外出先で使いやすいのもポイント。
くるっとランチョンマットカバー

ランチョンマットを折らずに丸めて持ち帰ることができる、軽量で柔らかな素材のカバーです。
折り目をつけずに保護できるため、コラボカフェやイベントで手に入れた貴重なランチョンマットを綺麗な状態で持ち帰り、保管するのに適しています。
四隅には“耳”が付いており、壁やボードにマットを貼って飾ることもできるという優れた拡張性も魅力。
単なる保護具にとどまらず、見せる収納やインテリアとしての活用も意識した設計となっており、ファン心理に寄り添ったアイテムです。
「ランチョンマットシリーズ」の商品展開アイデア
本シリーズの各アイテムは、作品やキャラクターの魅力を日常の中で楽しめる形に落とし込むことができ、グッズ開発や販促企画において幅広い活用が想定されます。
ここでは、実際に展開する際の具体的な応用例や、コレクション性・イベント性のある展開の切り口をご紹介します。
「シチュエーション違いで世界が広がる!」推しにあ~ん♡できるランチョンマット

スプーンを合わせて「あ~ん」しているように見せる構図は、単体でも楽しめますが、複数のバリエーションを用意することでさらに魅力を引き出せます。
たとえば、キャラクターの表情や衣装を変えた「カフェランチVer.」「おうち時間Ver.」「お祝いディナーVer.」などを用意すれば、シリーズ化や季節展開が可能になります。
「推しにあ~んしたい」など、ファンの憧れや妄想をくすぐるタイトル付けもポイントです。
また、キャンペーン投稿の素材としてSNSでの参加を促すなど、プロモーションの一環としても活用しやすく、期間限定のプレゼント企画やカフェ施策とも親和性があります。
「季節やテーマで世界観を差し替える“映えグッズ”に」ぴょこフォトブース

ぴょこフォトブースは、背景パーツのデザインを入れ替えることで、さまざまなテーマやシチュエーションを演出できる点が魅力。
例えば、「春のピクニック」「梅雨の喫茶店」「夏祭り」「冬のこたつ時間」など、季節のイベントにあわせて展開することができます。
キャラクターを控えめにあしらったデザインも可能なため、“推し感”をさりげなく楽しみたい層にも届きやすく、ファン歴を問わず取り入れやすいアイテムに仕上げることができます。
また、コンパクトなサイズと設計上の扱いやすさから、カフェの卓上演出アイテムや売り場ディスプレイのミニ什器としても応用可能。
世界観をコンパクトに演出できる点で、プロモーション施策との相性も良好です。
「色とデザインで、“持ち歩きたくなる”アイテムへ」くるっとランチョンマットカバー

くるっとランチョンマットカバーは、キャラクターごとにテーマカラーやシンボルモチーフを使い分けることで、推しごとに選べる楽しさが生まれます。
「ランチョンマットを守る」という役割に加え、カバーそのものがグッズとして成立することで、普段使いにも対応できるデザイン展開が可能です。
さらに、角にある“耳”を活かせば、壁に貼って楽しめる“見せる収納”としての活用も想定できるため、保管用だけでなく、ディスプレイ要素を持たせたアイテムとして設計することで、ポスターケースや展示台紙など、他グッズの延長活用としての導入も検討できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ランチョンマットシリーズは、作品やキャラクターの魅力を引き立てるデザインと、日常の中で楽しめる使いやすさを兼ね備えたアイテムです。
シチュエーションやテーマを変えたバリエーション展開、季節感を取り入れたデザイン、飾って楽しめる工夫などを加えることで、特別な体験価値を提供することも可能です。
SNS映えを意識した施策と組み合わせれば、投稿をきっかけとしたファン同士の交流や、より広い層へのリーチも期待できるでしょう。
トランスでは、こうした体験価値を重視した推し活グッズの開発を多角的にサポートしています。
「ファンにとって意味のあるものを作りたい」「日常に寄り添うグッズで作品の世界観を広げたい」――そんな想いをかたちにするお手伝いをいたします。
ご興味のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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藍生エイト
SNSを中心に、推しとの時間を楽しむスタイルが広まりつつある昨今。今回ご紹介したランチョンマットシリーズは、そんな日常のひとコマに「推しと一緒にいる感覚」をそっと添えてくれるアイテムたちです。撮って楽しく、飾って嬉しく、持ち歩きたくなる——そんな“推し活グッズ”をこれからも、ファン目線で楽しく研究・開発していきたいと思います!
公開日:
株式会社トランス