SDGsという言葉が社会に広く浸透し、ビジネスの世界でも企業がSDGs達成に向けた取り組みをアピールする場面がしばしば見られるようになりました。企業にとってSDGsへの取り組みを推し進めることはメリットがありますが、実際に企画するとなると多くの時間を要します。 最新の企業のSDGsへの取り組み事例を通して、SDGsに関する活動を進めるコツをつかみましょう。

【2021最新】企業のSDGsの取り組み事例15選

さらに最新の事例はこちら!(2021.09.28)

【2021最新】企業のSDGsの取り組み事例17選|17の目標達成のために行われている取り組みを紹介!

詳しくはこちら >

目次

そもそもSDGsとは

SDGsの17項目について

引用元:SDGsへの若者の関心度と好印象を持たれる企業の取り組み・プロモーション事例

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標を示します。2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標です。自然環境への負荷や格差拡大などの課題解決を目指し持続可能な世界を実現するため、2016年~2030年の間に達成すべき17の目標を掲げています。

世界各国の企業や政府、NGO団体などがSDGsの目標達成に向けた取り組みを進めており、日本国内でも注目度が近年急上昇しています。ビジネスチャンスの獲得や企業価値向上につながる可能性があるとして、経済界からの視線も熱いです。

2017年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の中で、SDGsの達成による効果として2030年までに少なくとも12兆ドルの経済価値がもたらされることが発表されました。SDGsは大きな可能性を秘める成長ファクターとして、各企業の注目を集めています。

参考:外務省|SDGsとは?

SDGsにおける17の目標

SDGsに盛り込まれている国際的な目標は、以下の通りです。

SDGs(持続可能な開発目標)
1貧困をなくそう
2飢餓をゼロに
3すべての人に健康と福祉を
4質の高い教育をみんなに
5ジェンダー平等を実現しよう
6安全な水とトイレを世界中に
7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8働きがいも経済成長も
9産業と技術革新の基盤をつくろう
10人や国の不平等をなくそう
11住み続けられるまちづくりを
12つくる責任つかう責任(生産・消費)
13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう(海洋資源)
15陸の豊かさも守ろう(陸上資源)
16平和と公正をすべての人に
17パートナーシップで目標を達成しよう(実施手段)

引用元:SDGsとは?企業が取り組むべきSDGsと各社の取り組み事例をご紹介

企業が消費者に向けて行うSDGsキャンペーンの取り組み事例

消費者向けのSDGsキャンペーン事例

イトーヨーカドー専門店街|みんなでSDGsを学ぼう!

ハローキティオリジナルグッズの抽選プレゼントなどを通し、消費者がSDGsの認識を深めSDGsに親しめるキャンペーンを展開。

OZmall|サステナブルチャレンジ お題は「マイボトルチャレンジ」!オズモールの公式SNS限定RT&リポストキャンペーン

SNSでのRT・リポストや投稿を通して、消費者にマイボトルチャレンジをはじめとした持続可能な取り組みの実践を促します。

コカ・コーラ|い・ろ・は・すを買って毎日チャレンジ!エコなフリースが当たるキャンペーン

リサイクルペットボトルを使った商品を身近に感じてもらい、リサイクルペットボトル素材で作られたフリースが当たるキャンペーンへの参加を促す内容。消費者のリサイクルに対する意識向上なども図れます。

朝日新聞 SDGs ACTION × アドビ|「SDGs クリエイティブアイデアコンテスト 2021

SDGsの目標達成期限となる2030年に社会を担う学生世代を対象に、SDGs到達に向けたアイデアを募りクリエイティブに表現する力などを養うコンテストを開催。

mozo WONDER CITY |AIR RE:BAG with mozo wondercity × TOYODA GOSEI | EVENT

持続可能な生活スタイルの発信をうたうショッピングセンター内でのイベント。エアバッグ素材を有効活用したエコバッグをプレゼントし、捨てられる素材の活用策を提案します。

イトーヨーカドー専門店街|みんなでSDGsを学ぼう!

イトーヨーカドーのSDGsの取り組み

出典元:イトーヨーカドー専門店街|みんなでSDGsを学ぼう! (itoyokado.co.jp)

イトーヨーカドー専門店が、国連で唯一認められているキャラクターであるハローキティとのコラボレーションによってSDGsを身近に学ぶことを目的として展開するキャンペーン。2021年3月~8月に専門店で1,000円(税込)以上のお買い物をするとハローキティのオリジナルグッズがもらえるというもの。消費者へのSDGsの周知に貢献していることが伝わりやすいプレゼント内容になっています。

キャンペーン①

4月~8月まで毎月異なる賞品をプレゼント。すべてのグッズに再生素材や繰り返し使えるものが採用され、資源の保全や環境負荷への低減などSDGsに含まれるテーマの周知にも役立つ内容と言えます。

【キャンペーン概要】

応募期間
2021年3月7日~8月31日
賞品
ハローキティオリジナルグッズ
当選者数
無くなり次第終了
応募方法
専門店にて1,000円(税込)以上お買い上げでプレゼント

キャンペーン②

SDGsをイメージした17色の「ハローキティ・オリジナルぬいぐるみ(17体セット)」を抽選でプレゼント。 SDGsの17の目標への認知向上につながる賞品と言えます。

【キャンペーン概要】

応募期間
2021年3月7日~8月31
賞品
ハローキティ・オリジナルぬいぐるみセッ
当選者数
200名
応募方法
ハッピーサンデーの景品についている応募シールを2枚1口ではがきに貼って郵送

キャンペーン③

自宅で気軽にSDGsについて学べるカード「ハローキティとおウチでSDGsを学ぼう‼カード」をプレゼント

【キャンペーン概要】

応募期間
2021年3月7日~8月31日
賞品
「ハローキティとおウチでSDGsを学ぼう‼カード」
当選者数
毎週日曜日先着20名にもれなく
応募方法
専門店で1,000円(税込)以上お買い上げ

OZ mall|サステナブルチャレンジ お題は「マイボトルチャレンジ」!オズモールの公式SNS限定RT&リポストキャンペーン

オズモールのSDGsの取り組み

出典元:【#サステナブルチャレンジ】お題は「マイボトルチャレンジ」!オズモールの公式SNS限定キャンペーン - OZmall

おでかけ・カルチャーなどのジャンルの情報を発信し、20~40代女性を中心に支持を得るWEBマガジン「オズモール」による、長年SDGsに取り組むスターバックスとのキャンペーン企画。マイボトルを持ち歩くことや、マイボトル推奨のショップを選ぶなど、使い捨て容器の削減につながる行動を消費者に促します。

マイボトルチャレンジに関するSNS投稿のRT・リポストや実践内容の投稿などを通して、スターバックスの再利用可能な限定カップなどが当たる抽選にも応募可能。資源の保全や環境負荷への低減などSDGsに含まれるテーマの周知に貢献する内容です。

【キャンペーン概要】

応募期間
2021年4月21日~5月21日
賞品
スターバックスの限定スリーブ&リユーザブルカップ
当選者数
4名
応募方法
オズモール編集部の公式TwitterかInstagramをフォローして「#サステナブルチャレンジ」「#マイボトルチャレンジ」両方のハッシュタグのついた投稿をRT・リポスト。またはマイボトルチャレンジテーマのサステナブルチャレンジを実践してInstagramで投稿する。

コカ・コーラ|い・ろ・は・すを買って毎日チャレンジ!エコなフリースが当たるキャンペーン

いろはすとユニクロのSDGsの取り組み

出典元:い・ろ・は・すを買って毎日チャレンジ!エコなフリースが当たるキャンペーン (cocacola.co.jp)

一部商品に100%リサイクルペットボトルを採用しているい・ろ・は・すが、ユニクロと展開するキャンペーン。リサイクルペットボトル素材の活用を進める2つの企業がコラボレーションで展開するキャンペーンであり、双方の企業に消費者からの注目が集まる機会にもなっています。

対象商品のボトルについている二次元コードからキャンペーンページへアクセスし、抽選に応募するとリサイクルペットボトル素材などを使ってつくられたフリースなどが当たるという内容。リサイクルペットボトルの存在を消費者に大きく印象付けることのできる取り組みで、SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」をはじめとする環境負荷低減への取り組みを推し進めるキャンペーンとなっています。

【キャンペーン概要】

応募期間
2020年9月28日~2021年1月15日
賞品
ユニクロ エコなフリース、ユニクロの店舗やオンラインで使えるデジタルクーポン
当選者数
10万名
応募方法
対象商品のボトルについているQRコードをスマホで読み込み、キャンぺーンページから抽選ボタンをタップ。

朝日新聞 SDGs ACTION×アドビ「SDGsクリエイティブアイデアコンテスト 2021」

朝日新聞のSDGsの取り組み

出典元::朝日新聞 SDGs ACTION × アドビ「SDGs クリエイティブアイデアコンテスト 2021」 (adobe-education.com)

プレゼンテーション資料を簡単に作ることのできる教育機関向け無料クリエイティブツール「Adobe Spark」を活用し、児童生徒たちにSDGs達成に向けたアイデアを提案するwebページを制作してもらうコンテスト。メディアとソフトウェアサービスを手掛ける2業者でSDGsの浸透などに取り組む姿勢を社会に広く発信するキャンペーンになっています。

朝日新聞SDGs ACTION!編集長や情報通信関係の学識経験者などが作品を評価し、コンテスト結果は新聞紙面などで発表。学生世代のSDGsへの理解力、課題解決アイデアを創出する力、デジタルツールを生かした表現力などを引き出す内容になっています。

【キャンペーン概要】

応募期間
2021年7月1日~9月30日
賞品
表彰状、スティッカーなど
応募方法
SDGs到達に向けたアイデアをテーマにAdobe Sparkを使用して動画を含むwebページを制作し、コンテスト応募フォームから申し込み。

mozo WONDER CITY|AIR RE:BAG with mozo wondercity×TOYOTA GOSEI|EVENT

mozo WONDER CITYのSDGsの取り組み

出典元:https://www.mozo-wondercity.com/event/detail.php?id=33810

環境に配慮し、持続可能な生活スタイルの発信をうたうショッピングセンター「mozo WONDER CITY」(名古屋市)と豊田合成によるイベント。エアバッグ素材を有効活用したエコバッグを、買い物客にプレゼントする内容です。

アップサイクルブランドとも連携して捨てられるエアバッグ素材の有効活用策を買い物客に提案することで、SDGsの「目標8:働きがいも経済成長も」「目標12:つくる責任つかう責任」などの実現に取り組む方針を発信できます。

【キャンペーン概要】

応募期間
2020年12月18日~12月20日
賞品
エコバッグ
当選者数
各日先着330名
応募方法
税込5000円以上の専門店買い上げレシートを提示

大手企業による消費者にも伝わりやすいSDGsへの取り組み事例

大手企業のSDGsの取り組み事例

知名度の高い大手企業にとっても、SDGsへの取り組みを発信することは新たなユーザーの開拓などにつながる手段となります。以下は、消費者に伝わりやすいSDGsへの取り組み事例です。

象印マホービン|まちに、給茶スポットを。

マイボトルユーザーにうれしいサービスを通して、マイボトルユーザーへの支援策を発信。

株式会社あさくま|レッドカップキャンペーン

貧困地域の子供たちへの学校給食支援をサポートする「レッドカップキャンペーン」に賛同し、対象商品の売り上げの一部を支援活動に寄付。

KOSE|海洋プラスチックごみをリサイクルした再生樹脂を使用

ショッピングセンターやプラスチックごみ回収などを手掛ける業者とともに、海洋プラスチックごみをリサイクルした再生樹脂を使用したブランドロゴ入り買い物かごを製作。

パーソルグループ|はたらく笑顔が寄付につながる新しい取り組み「Work, and Smile for Donation」

オフィス内に「笑顔測定器」を設け、社内で生まれる笑顔の数に応じてSDGs関連団体への寄付額を決定。

象印マホービン|まちに、給茶スポットを。

象印マホービンのSDGsの取り組み

出典元:未来へつなぐ、私たちのマイボトル | 象印マホービン (zojirushi.co.jp)

サステナブルな未来に向けて、繰り返し使えるマイボトルのある暮らしを提案している象印マホービン。マイボトルユーザーが、街中でおいしいドリンクを入れてもらえるスポットを提供するサービスを2006年から展開しています。お茶のセレクトショップやカフェなど全国に設けられた「給茶スポット」の加盟店にステンレスマイボトルを持参して注文すると、各店舗こだわりのコーヒーや紅茶、本格的な日本茶などを入れてもらえます。

SDGsの「目標12:つくる責任つかう責任」「目標14:海の豊かさを守ろう」へのサポートを発信すると同時に、消費者にマホービンを使い続けることのメリットや商品への愛着を抱く機会も提供しています。

株式会社あさくま|レッドカップキャンペーン

あさくまのSDGsの取り組

出典元:あさくまECO SDGs計画 | 株式会社あさくま (asakuma.co.jp)

ステーキレストラン経営などを手掛けるあさくまは、国連世界食糧計画(WFP)とそれを支援する認定NPO法人である国連WFP協会による、貧困地域の子供たちへの学校給食支援をサポートするレッドカップキャンペーンの賛同企業です。国連WFPが給食の容器として使っている赤いカップをモチーフにしたレッドカップキャンペーンマークが付いた寄付付き商品を注文すると、売り上げの一部が支援への寄付になる仕組みです。

SDGsの「目標2:飢餓をゼロに」「目標4:質の高い教育をみんなに」などに関連する支援活動への賛同を表明することで、SDGsへの理解が深く積極的に取り組む姿勢を発信しています。

KOSE|海洋プラスチックごみをリサイクルした再生樹脂を使用

コーセーのSDGsの取り組み

出典元:20210108.pdf (kose.co.jp)

KOSEはイオンスタイル上尾やプラスチックごみ回収などを手掛けるテラサイクルジャパン合同会社とともに、海洋プラスチックごみの再生樹脂を使った買い物かごを製作。KOSEを代表するサステナビリティ推進活動「雪肌精SAVE the BLUEプロジェクト」をけん引することでも知られるスキンケアブランド・雪肌精のロゴ入りで、イオンスタイル上尾で使用されています。

雪肌精は環境に配慮した素材の導入など商品設計の随所にも、SDGsの理念に通じるポリシーが導入されているブランド。買い物かごを通して、ショッピングセンター利用者に海洋プラスチックごみ削減の重要性に気付いてもらい「目標14:海の豊かさを守ろう」をはじめとするSDGsの考えの普及を図っています。

パーソルグループ|はたらく笑顔が寄付につながる新しい取り組み「Work, and Smile for Donation」

パソナグループのSDGsの取り組み

出典元:パーソルグループ、はたらく笑顔が寄付につながる新しい取り組み「Work, and Smile for Donation」開始 | PERSOL(パーソル)グループ (persol-group.co.jp)

総合人材サービスのパーソルホールディングスはオフィス内に目や口の動きなどから笑顔の度合いなどを計測する「笑顔測定器」を設置。測定された笑顔の数に応じて、SDGs関連団体に寄付を行う取り組みをしています。

笑顔測定器があることで働いている間の社員のメンタルヘルスや、社内コミュニケーションの向上を図ることもできます。SDGsの「目標8:働きがいも経済成長も」の実現を目指しつつ、社内で笑顔が多くなるとSDGsのための寄付額も実際に増えるという分かりやすい取り組みで注目されています。

より身近な企業のSDGsへの取り組み事例

マイボトルを持っている様子

SDGsに関する活動は、組織の規模に関わらずいろいろな業種の企業で取り組みが見られます。大手企業が実施するような大規模なプロジェクトだけでなく、より身近な企業が実施している取り組みにも参考になる事例が多く見られました。スピード感を持って取り組みたいという場合や、立地する地域の課題と絡めて企画したい場合などに参考となるでしょう。

ウォータースタンド株式会社|マイボトルキャンペーン

社員やユーザーなどにマイボトルを配布。

テンセンス株式会社|食べられるカップ エコプレッソで楽しく地球環境に貢献

カップごと飲食できるドリンク「エコプレッソ」の開発・提供・普及。

岡山ビューホテル|地域の孤食をなくす「子ども食堂」

事情により一人でしかご飯を食べられない環境にある子どもたちに、ホテルのシェフの料理を楽しんでもらう「子ども食堂」を開催。

小川珈琲|5月 FAIRTRADE(フェアトレード)月間 あなたのアクションで 生産者にエールを

生産者に公正な価格で輸入された「フェアトレード品」のPR。

山田繊維株式会社|MUSUBI Sustainable Project

風呂敷製造工程で出た端材や販売基準を満たしていない品の有効活用策などを発信。

ウォータースタンド株式会社|マイボトルキャンペーン

ウォータースタンドのSDGsの取り組み

出典元:SDGsの取組み|ウォータースタンド株式会社 (waterstand.co.jp)

水道直結式のウォーターサーバーのレンタルサービスなどを手掛けるウォータースタンドは、SDGsへの取り組みを積極的に推し進める方針を掲げています。2018年から全従業員にマイボトルを配るマイボトルキャンペーンを開始。キャンペーンに賛同するユーザーなどにも、マイボトルを配布しています。

さらに全社の自動販売機からペットボトル飲料を廃止し販売機の台数も半減させており、ペットボトルごみや消費電力の削減を図っています。SDGsの「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「目標13:気候変動に具体的な対策を」に対応した取り組みとして、好感を得ています。

テンセンス株式会社|食べられるカップ エコプレッソで楽しく地球環境に貢献

テンセンスのSDGsの取り組み

出典元:企業の取り組み事例[テンセンス株式会社様] | 企業の取り組み事例[一覧] | SDGs推進企業と次世代の若者を繋ぐプラットフォーム「SDGsログ」 (sdgs-log.com)

カフェ事業などを手掛けるテンセンスは、クッキーカップにエスプレッソを入れ、カップごと飲食できるエコなメニューを開発・販売。プラスチックごみの削減や水・洗剤使用量の減少を実現させています。エコプレッソは全国のカフェや雑貨店などにも広がっています。

売り上げの一部を海洋プラスチックごみ問題解決に役立てるため、エコプレッソ基金も立ち上げて寄付活動も手掛け、サステナブルな活動を推進する企業やアーティストとのコラボ企画も推進。エコプレッソの普及や基金設立といった多様な取り組みを通じて「目標14:海の豊かさを守ろう」をはじめとしたSDGsの理念に共鳴する姿勢を発信しています。

岡山ビューホテル|地域の孤食をなくす「子ども食堂」

岡山ビューホテルのSDGsの取り組み

出典元:SDGsの取り組み | 【公式】岡山ビューホテル  |岡山駅から車で5分、「靴を脱ぐ、床に座る」岡山市内のホテル (okaview.jp)

「岡山活性化支援業」を事業ドメインに定める岡山ビューホテルは地域のYMCA(NGO団体)と協力し、館内で定期的に子ども食堂を開催。共働き家庭の増加や貧困などの事情により、一人でしかご飯を食べられない地域の子どもたちに、ホテルのシェフによる料理を提供しています。

クラウドファンディングで集まった資金や土産品の売り上げの一部を開催費用に充てることにより、持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。SDGsの「目標1:貧困をなくそう」の実現に向け、地域で取り組む事例として注目されています。

小川珈琲|5月 FAIRTRDE(フェアトレード)月間 あなたのアクションで 生産者にエールを

小川珈琲のSDGsの取り組み

出典元:5月 FAIRTRADE(フェアトレード)月間 あなたのアクションで 生産者にエールを | 小川珈琲 (oc-ogawa.co.jp)

コーヒー製造や紅茶、コーヒー器具などの卸・販売を手掛ける小川珈琲は、開発途上国の生産者の生活が成り立つ公正な価格で輸入された「フェアトレード」のコーヒーなどをPRする企画を行っています。

コーヒー豆の価格は国際市場で決められており、業者との交渉手立てのない途上国の生産者は十分な利益を得られず不安定な生活を送らざるをえない状況にあります。同社は世界フェアトレード・デーのある5月をフェアトレード月間とし、直営店内で国際フェアトレード認証コーヒーの量り売り豆を増量したり、国際フェアトレード認証の紅茶を一部使用した期間限定メニューを展開したりしています。SDGsの「目標1:貧困をなくそう」「目標16:平和と公正をすべての人に」に資する取り組みを発信しています。

山田繊維株式会社|MUSUBI Sustainable Project

むす美のSDGsの取り組み

出典元:むす美サスティナブルプロジェクト|京都の風呂敷(ふろしき)製造・卸 山田繊維株式会社 (ymds.co.jp)

風呂敷・和雑貨メーカーの山田繊維は自社ブランド「むす美」商品の製造工程から出る端材や、販売するのに必要な基準をクリアできなかった不合格品を有効活用する取り組みを展開しています。具体的には端材や不合格品を使った新たな商品開発や、不合格品を「MOTTAINAI価格」で販売するセールなどを実施しています。

元々サステナブルなツールでもある風呂敷を広く消費者に使ってもらうため、包み方などの講習会も開いています。SDGsの「目標15:緑の豊かさも守ろう」「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」に賛同する取り組みと言えます。

企業がSDGsに取り組むことのメリット

企業イメージアップを表現した写真

企業イメージの向上(採用活動に貢献)

SDGsに積極的に取り組んでいることが消費者や取引先に伝わると、企業イメージがアップし売り上げや受注の増加も見込まれます。入社を希望する人材も集まり、採用活動も進みます。

生存戦略につながる

企業イメージが上がれば取引や資金調達も進みやすくなります。

ビジネスチャンスが広がる

社会貢献を目的に、他業者や行政などからコラボレーション企画の話も寄せられやすくなります。企画を進める中で、新しいビジネスが生み出される可能性もあります。

投資家との関係性向上

「環境や社会に配慮することが大きなリターンを生む」という視点が投資の世界でも浸透しているため、投資家からも注目を集めます。

地域住民から愛される企業に

イメージの良い企業が立地していると、地域住民からも愛着を持たれます。

社員のやる気・モラル意識の向上

「自分たちの取り組みが持続可能な社会の実現につながる」という認識が社員の間に根付き、やる気にも影響を与えます。

コスト削減

企業イメージや知名度が上がることで、PRコストなどをかけなくても済むようになります。社員のやる気向上の効果により人材流出が防がれるため、採用にかかるコストも削減できます。

SDGsに取り組む際の注意点

SDGsに取り組む際の注意点

企業にとってSDGsに取り組むことはメリットがありますが、企画をする際は以下のような点を慎重に検討する必要があります。

持続可能な取り組みであるか

取り組みが持続可能な社会の実現に資する内容かどうか、また取り組み自体を持続できるかどうかも慎重に検討しましょう。

自社ならではの必然性があるか

取り組みはSDGsの理念に通じる内容であるとともに、「その企業ならでは」の内容であることが重要です。取り組み内容に業種や立地場所、提供しているサービスなどにちなんだ要素が含まれると、説得力が増し注目度もアップします。

社員のモチベーション低下など社内問題はないか

達成困難な高い目標を掲げると、かえって社員のモチベーションが下がり取り組みも停滞する可能性があります。社内でも賛同を得られるような内容を企画することが重要です。

今日からできるSDGsへの取り組み

今日からできるSDGsへの取り組みイメージ

SDGsをテーマに大がかりな企画を立てるのは時間がかかりますが、時間をかけずに実践できる取り組みはあります。規模は小さくても、以下の手段であればすぐに取り掛かることが可能です。

社員にマイボトルの配布

社員が積極的にマイボトルを使うことで、ごみの減量が見込まれます。社員の中でのSDGsに対する意識付けにもなります。

名刺や備品を地球にやさしい素材に変更する

再生紙や石灰石といった環境にやさしい素材を使った名刺を活用するなど、身近なビジネスツールの材料を見直します。

ノベルティグッズなどをSDGs対応したモノに変更する

自社のノベルティグッズをSDGsの考えに沿うアイテムに変更することで、「SDGsの趣旨を理解し真剣に取り組んでいる企業である」ことをアピールできます。

まとめ

SDGs実現をサポートする取り組みは、ビジネス上のアピールになるだけでなく、参加者一人一人に「社会貢献している」という意識を根付かせることができます。キャンペーンやグッズプレゼントなど消費者を巻き込む内容の取り組みにすると、企業と消費者との結び付きも深くなります。

トランスではSDGsやサステナブルに対応したマーケティング活動、エシカルな視点を取り入れたモノづくりやプロモーションのサポート体制を充実させています。

+ethical

トランス独自のネットワークを生かしたさまざまなサステナブルな素材でのグッズ製作も手掛けていますので、SDGsをテーマにしたモノづくりや企画などをご検討の場合は是非お問い合わせください。

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