【2023】人気の歌い手・歌い手グループ特集|歌い手とは?歌手との違いも解説
【2023】人気の歌い手・歌い手グループ特集|歌い手とは?歌手との違いも解説

主にニコニコ動画やYouTubeなどのプラットフォームに出自を持つ、インターネット発のボーカリスト「歌い手」が人気です。
歌い手出身のアーティストはボカロPとともにメジャーな音楽シーンに進出し、今や音楽業界の将来を担う存在と言っても過言ではありません。

本記事では、“歌い手”の定義や歴史とともに、押さえておきたい人気の歌い手をソロ・グループに分けてご紹介します。
これから歌い手について知りたい方や、歌い手に関連するビジネスを行う際に最低限の知識を持っておきたい方にもお役立ていただけるような内容となっております。

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歌い手とは

歌い手とは

まず初めに、本来の「歌い手」はプロ・アマチュアを問わず純粋に“歌を歌う人”全般を指しますが、本記事においてはインターネットスラング由来の「歌い手」に限定してご紹介します。

歌い手とは、ニコニコ動画・YouTubeなどの動画共有サイトや、こえ部などの音声投稿サイトを活用し、主にインターネット上で活動する(またはルーツとする)ボーカリストのことです。

既存曲のボーカルカバーである「歌ってみた動画」やオリジナルの楽曲を配信したり、生放送でライブ・雑談などを配信したりするのが歌い手の基本的な活動内容。
歌い手によっては、インターネットを飛び出して現実世界でライブやイベントを行う場合もあります。
ソロでの活動が基本ですが、歌い手を複数人集めてユニットやグループを結成したり、ボカロPとコラボして楽曲を制作したりと、さまざまな編成・活動形態があります。

以前は歌い手=素人(アマチュア)という風潮もありましたが、大手メジャーレーベルと契約する歌い手も出てきており、一概に歌い手=素人(アマチュア)とも言い切れなくなってきているのが現状です。

動画などには自身をイメージした二次元キャラクターのイラストを用いることが多く、本人の顔を一切公開しない活動スタイルも珍しくありません。
ただし、例えばインターネット上では二次元キャラクターを使用し、リアルでのライブでは顔出しを解禁するなど、活動のスタイルは歌い手によりさまざま。
そのため、歌い手=絶対に顔出しNGというわけではありません。

歌い手の特徴である「魅力的な声+二次元キャラクター」の組み合わせはVTuberにも受け継がれ、今日では歌い手とVTuberの両界隈がそれぞれ大きな人気を獲得しています。

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歌い手の歴史

歌い手の歴史

2003年、匿名掲示板2ch(現:5ch)に「カラオケ板」というスレッドが立てられ、既存曲のカラオケ+歌声入りの音源をアップロードする文化が生まれました。
インターネットを通じて見ず知らずの人に自分の歌声を聞いてもらうという意味では、今日の歌い手文化の起源とも言えるでしょう。

2007年にはYouTubeの日本語版やニコニコ動画が誕生し、歌い手文化がいよいよ本格的に広まり始めました(ただし、当時はまだYouTubeの普及率が現在ほど高くなかったため、2007年~2008年あたりに活動を開始した歌い手の多くはニコニコ動画出身です)。

黎明期のニコニコ動画では、「踊ってみた」「演奏してみた」などのタイトルやタグを付けるチャレンジ型の動画が人気を博しており、既存曲のカラオケに自身の歌声を乗せる「歌ってみた」動画もその系譜に連なるものです。
「~してみた」系の動画には、“あくまでも素人が趣味として行うこと(なのでお手柔らかに…)”というようなニュアンスが含まれている場合があり、当初「歌ってみた」のタグを付けて動画投稿していた歌い手の多くは、プロの歌手を目指すなどの明確な目標を持っていたというよりも、ただ純粋に自分の歌声を共有することと、コメントを通じたリスナーとのコミュニケーションに楽しみを見出していたと思われます(当時はまだニコニコ動画からスターが誕生した実績がほとんどなく、成功を収めるための手段として動画投稿サイトを活用することは一般的でなかったことも関係しています)。

また、歌い手=顔出ししないという認識が生まれたのもこの頃です。
当時は個人情報をネット上で公開することに対して警戒心を持つ方が多かったのに加えて、アマチュアとしてマイペースに歌い手活動を行いたい方にとっては、顔を公開することによるメリットよりもデメリット(容姿に対する誹謗中傷を受けたり、現実世界で嫌がらせされたりするリスクがある)の方が上回っていたというのが実情ではないでしょうか。

さて、ニコニコ動画のオープンと歌い手文化の誕生が重なった2007年ですが、その後一世を風靡することになるボーカロイド「初音ミク」がリリースされた年でもあります。
歌い手が2007年当時に歌っていた楽曲は、一般的なポップソング、アニメソング、ゲーム音楽をアレンジしたものなどが中心でしたが、そこにボカロ楽曲のカバーが加わる形となりました。
ボカロの文化が拡大していく過程で、ボカロ楽曲の制作者である「ボカロP」とコラボしてオリジナル楽曲を展開する歌い手が現れたり、ボカロPが自ら歌い手も兼ねたりと、さまざまな活動形態が生まれました。

ニコニコ動画がオープンしてから数年経つと、スマホの普及も手伝ってYouTubeの日本語版が飛躍的にユーザー数を伸ばし、ニコニコ動画・YouTubeを股にかけた歌い手の活動も一般的になりました(メインのプラットフォームを決めて片方をサブとして運用したり、集客が分散しないようにあえて1つのプラットフォームにこだわったりと、考え方は歌い手それぞれです)。

ニコニコ動画が誕生してから15年以上が経ちますが、歌い手やボカロPの存在感は世間一般においても増大し続けており、“元歌い手”や“元ボカロP”の肩書きを持つネット出身のミュージシャン・アーティストが音楽業界・エンタメ業界の将来を担っていると言ってもいい状況です。
また、歌い手やボカロPの肩書を大事にしたまま活動の幅を広げていくスタイルをとる者もおり、「プロのミュージシャンになるために、歌い手・ボカロPを“卒業“する」というような考え方にとらわれる必要はないのかも知れません。

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歌い手と歌手・アーティストの違い

歌い手と歌手・アーティストの違い

歌い手は当初、ポップスやボカロなどの既存曲をカバーする存在でした。
つまり、カラオケで歌っている様子をネット上でシェアするような感覚に近く、あくまでもアマチュアの遊びという認識が歌い手・リスナーの双方にありました。

しかし、歌い手の活動内容が生配信、オフラインでのライブ、オリジナル楽曲のリリースなどへと広がっていくにつれ、歌手やアーティスト、シンガーソングライターの活動内容と被る部分が大きくなり、明確な違いが実質的にはなくなっているようなケースも散見されるようになりました。

そのため現在では、

  • ニコニコ動画の「歌ってみた」などのネット文化に出自を持つ
  • インターネットでの活動を中心とする

ボーカリストが歌い手とみなされている印象があります。

ただし、あくまでもイメージであり例外は無数にあるため、ボーカリスト本人がどのような肩書を好むか、マーケティング的にどの肩書が適当か、という観点で歌い手を名乗るかどうかが決められている部分も大きいと思われます。

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お茶の間に浸透する歌い手たち

お茶の間に浸透する歌い手たち

ニコニコ動画やYouTubeなどのプラットフォームが誕生してから15年あまり。
今やインターネットを出自に持つプロのミュージシャンは珍しくありません。
「元歌い手」「元ボカロP」の肩書があるメジャーアーティストは増加の傾向にあり、長く人気を維持している前山田健一や米津玄師のほか、今をときめくAdo、Vaundy、Eve、Reol(れをる)などのアーティストもキャリアの初期からインターネットに軸足を置いた活動を行っていました。

現在の音楽業界はインターネットを才能発掘の場ととらえており、新しい才能を持つ人材を常にチェックしているようです。
また、新しいアプリやサービスが広まるたびに若年層による新たな文化が生まれており、古くからあるニコニコ動画やYouTube以外のプラットフォームにも無数のチャンスが転がっています。

今後もインターネット出身のアーティストがお茶の間に進出する流れは、現代のサクセスストーリーの王道として続くことでしょう。

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【2023】人気の歌い手:グループ編

現在、歌い手数人で組まれたグループが人気を博しており、ホールやアリーナなどの大きな会場でのライブも盛況のようです。
ここでは、特に注目を集めている6組の歌い手グループをご紹介します。

XYZ(エックスワイズィー)

常連メンバー luz(ルス)、あらき、un:c(あんく)、Kradness(クラッドネス)、センラ、nqrse(なるせ)、めいちゃん
参加したことのあるメンバー Gero(ゲロ)、KOOL(クール)、しゅーず、SILVANA(しるばーな)、まふまふ、ぴこ、そらる、天月(あまつき)、赤飯(セキはん)、Eve(イブ)、夏代孝明、りょーくん、佐香智久(少年T)、Sou(そう)、kain(カイン)
YouTube登録者数(2023年10月現在) 22.9万人
関連サイト YouTubeチャンネルX(旧twitter)

セクシーな歌声で知られる人気歌い手・luz(ルス)が発起人となり、「至高の夜へ導く」というテーマを掲げて結成した歌い手グループです。

グループ名の由来は、「これ以上のものはない」という意味が込められたX・Y・Zカクテルから。
単体でも多くのファンを抱える人気の歌い手たちが参加しており、さながら歌い手オールスターのような豪華な面々が大きな特徴のひとつとなっています。
メンバーは固定されておらず、ライブの雰囲気に合わせた人選が行われるほか、歌い手の個性がカクテルのように混ざり合う2人組~3人組のコラボ楽曲を公開するなど、サプライズ要素のある活動内容にも注目が集まっています。

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いれいす

現メンバー りうら、-hotoke-、初兎、ないこ、If、悠佑
活動開始年(グループとして) 2020年
YouTube登録者数(2023年10月現在) メインチャンネル:72.4万人 カラオケチャンネル:
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

フレッシュな魅力で急速に勢力を拡大している、2020年スタートの6人組男性歌い手グループです。

YouTubeでの歌ってみた企画やゲーム実況、オリジナル曲のリリースなどをコンスタントにこなしつつ、2023年7月~8月にかけては、いれいす史上最大規模の全国ホールツアーを成功させるなど、ネット・リアルの両方で精力的に活動しています。
結成当初の目標として「武道館でのライブ」を掲げていましたが、2024年2月12日には早くも「いれいすワンマンライブin日本武道館」の開催が決定。
今後もさらに音楽業界での存在感を増していくであろう“いれいす”の動向に要注目です。

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すたぽら(StarLight PolaRis(スターライトポラリス))

現メンバー くに、こったろ、如月(きさらぎ)ゆう、Relu(レル)、coe.(コエ)
活動開始年(グループとして) 2021年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 30.7万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

主にYouTubeで活動する、5人組歌い手グループです。
正式名称は「StarLight PolaRis(スターライトポラリス)」。
StarLightは星明り、PolaRisは北極星を意味し、1年を通して同じ位置にある北極星になぞらえて、みんなのことを常に照らし続ける存在でありたいという気持ちが込められているようです。

低音~高音、イケボなど、メンバーの歌声にははっきりとした個性があり、一度曲を聴けばすんなりと推しが決まるはず。
それでいて、メンバーが同時に歌うパートでは美しいハーモニーを聞かせてくれます。
無観客ライブやリアルでのライブ、毎日投稿、配信など、ファンを喜ばせることを第一とした活動を続けており、スタートから数年でYouTube登録者数が30万人を超えるなど、今後も活動の規模が拡大することを期待されている歌い手グループのひとつです。

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【2023】人気の歌い手:ソロ編

2023年現在、押さえておきたいソロの歌い手をご紹介します。
実力・人気・知名度の全てに優れ、長期間にわたり活動を継続している9名を独自にピックアップ。
これから歌い手について学びたい方向けのラインナップを意識しました。

まふまふ

活動開始年 2010年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 353万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

「何でも屋」を自称する通り、歌い手だけでなく、ギター・ベース・鍵盤の演奏、作詞・作曲・編曲、エンジニアリングなどをひとりでこなすマルチクリエイターです。

ボーカロイド並みとも言われる個性的なハイトーンボイスと、独自の感性を活かしたオリジナル楽曲で唯一無二の世界観を表現します。
また、英語・中国語など外国語の発音が美しく、海外のファンにも驚かれているようです。

同じく歌い手の“そらる”と結成したユニット「After the Rain」では歌唱と楽曲の製作を担当。
「ポケットモンスター」をはじめとした人気アニメに楽曲を提供したり、さいたまスーパーアリーナで2DAYSのワンマンライブを開催したりと、ソロだけでなくユニットでも大きな成功を収めています。

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そらる

活動開始年 2008年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 122万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

しっとりとした包容力のあるイケボに癒される人多数!
美しい歌声から想起される通りの、優しくひたむきなキャラクターでも人気が高い古参の歌い手です。

ボーカリストとしての個性やスキルが際立っているのはもちろん、ほかの歌い手の楽曲をミキシング・マスタリングするエンジニアとしての一面も。
音響にまつわる知識・技術を独学と専門学校で学ぶなど、コツコツ真面目に努力する実直な姿勢もファンに尊敬されているようです。

前述の“まふまふ”とのユニット「After the Rain」では歌唱とミックス・マスタリングを担当しています。
「After the Rain」はユニットでの活動をスタートしてからわずか1年後の2017年に、日本武道館でワンマンライブを敢行。
これは歌い手グループ史上初の快挙です。

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Gero(ゲロ)

活動開始年 2008年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 46.9万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

4オクターブとも言われる広い音域と、力強い歌声が特徴の男性歌い手です。

2008年からニコニコ動画に歌ってみた動画を投稿しはじめ、2010年にはライブ活動を開始。
2011年にインディーズでアルバムを発表し、2013年にはテレビアニメ「BROTHERS CONFLICT」のオープニング楽曲「BELOVED×SURVIVAL」でメジャーデビューを果たしました。

2019年からは3人組(現在は2人組)YouTuberグループ「肉チョモランマ」としての活動を開始。
ゲーム実況やグルメ系などの動画を通して、Gero(ゲロ)の愉快でユニークな人柄が多くの視聴者に知れ渡ることとなりました。
歌い手としての格好良い姿と、お茶目で楽しいキャラクターのギャップもGero(ゲロ)の魅力と言えるでしょう。

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赤飯(セキはん)

活動開始年 2007年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 7.68万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

男性でありながら、女性のような声色とキーの高さを発声できる「両声類」の歌い手です。
その特殊な歌声を活かして、現在では2つのバンド「オメでたい頭でなにより」「コロナナモレモモ(マキシマムザホルモン2号店)」のボーカリストとして精力的に活動中。 「コロナナモレモモ(マキシマムザホルモン2号店)」では“セキはん”名義です。

歌手・西野カナの兄として知られており、ボーカルとしての才能とルックスの良さを併せ持っている点も兄妹で共通しています。

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あらき

活動開始年 2013年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 44.5万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

「青森の最終兵器」を自称する、青森県出身の男性歌い手です。

元々組んでいたバンドが解散したため、2013年からニコニコ動画に歌声をアップし始め歌い手となりました。
力強いハイトーンボイスを美しく聞かせられるスキルを持っており、歌声や歌い方に合った楽曲のアレンジメントも好評の様子。
歌唱以外にも、作詞・作曲が可能です。

ソロ以外では、2人組のユニット「AXIZ」、同じく歌い手であるめいちゃん・nquseとの3人組歌い手ユニット「あらなるめい」でも活動中。
ライブやSNSでは顔出しをしており、鮮やかな赤髪がトレードマークとなっています。
バンドマン風の見た目に反して、猫やポケモンが好きな可愛らしい一面があり、ファンに長く愛される要因となっています。

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超学生(湯月凜空:ゆづきりく)

活動開始年 2012年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 76.2万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

ヴェネチアンマスクの下に垣間見える中性的な顔立ち+美しいビジュアルのイメージとはかけ離れた“がなり声”というアンビバレントな組み合わせで、多くのリスナーを魅了している男性歌い手です。

ニコニコ動画への初投稿は2012年で既に10年以上のキャリアがありますが、初投稿時はなんと小学生。
「超学生」という名前も、初投稿した動画のコメントにリスナーが書き込んだものが由来となっています。

レコーディング・ミキシングのほか、映像の編集や動画のエンコードなどを独学し、動画投稿にまつわる作業を一人で行うことが可能。
また、週1本の動画投稿をコンスタントに続けており、常にフレッシュな存在であろうとする努力を継続している点を評価する声も多いようです。

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天月-あまつき-

活動開始年 2009年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 197万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

甘く透き通った少年ボイスと、明るく真っ直ぐな人柄で人気の男性歌い手です。

高校3年生の時にニコニコで生配信を開始し、その後すぐに歌ってみた動画の投稿を始めました。
2018年には日本武道館でのワンマンライブを成功させるなど、歌い手として順調なキャリアを積んでいます。

また、天月には歌い手以外にもさまざまな顔があり、朗読劇・舞台などでの俳優業、アニメ作品などでの声優業、作詞・作曲を主とするクリエイター業、アパレルブランドでの監修業務など、表現者としてマルチな才能を発揮しています。
近年はゲーム実況動画に力を入れており、2021年にはとうとうプロゲーミングチームにストリーマーとして参加するまでに至りました。
興味があることに本気で打ち込む天月の姿を見て、応援したくなるリスナーも多いのではないでしょうか。

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96猫(くろねこ)

活動開始年 2006年
YouTube登録者数(2023年10月現在) 115万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

Z世代の女性を中心に絶大な人気を誇る、女性歌い手です。

時には少年のように、またある時には女性らしく聞こえる中性的な歌声が人気のポイント。
楽曲のセリフパートでは感情をしっかりと声に乗せることが可能で、演技力の高さも評価されています。
ニコニコ動画とYouTubeの累計再生数は2億回を超えるなど、多くのリスナーの心をつかむ魅力的なボーカリストであることは間違いありません。
YouTubeのサブチャンネルではゲーム配信に力を入れており、特に「apex」の配信はコンスタントに行っています。

歌い手とニコ生主の活動を並行していたことがある96猫(くろねこ)ですが、2019年からはVTuber・“黯希ナツメ”としてデビュー
大手VTuber事務所、にじさんじやホロライブともコラボしており、これからもさらにファン層を広げていきそうです。

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Raon(らおん)

活動開始年 2014年
YouTube登録者数(2023年11月現在) 446万人
関連サイト 公式サイトYouTubeチャンネルX(旧twitter)

YouTube登録者数446万人以上、動画の総再生回数は驚異の10億回以上!
日本のアニメソングやJ-POPを数多くカバーし、世界中から注目されている韓国出身の女性歌い手です。

キュートなルックスや、パワフルで美しい歌声と抜群の歌唱テクニックに加えて、韓国語・日本語・英語を使いこなすトリリンガルであることなど、さまざまな才能に恵まれているRaon。
オリジナル楽曲では自ら作詞を手掛けており、歌い手の枠だけに留まらないアーティストとしての活動にも力を入れています。

また、itunesのトップソングチャートのJ-POP部門でデイリー1位を獲得した実績などが物語る通り、Raonは出身国のK-POPよりもむしろJ-POPのアーティストに分類されるような特殊なポジションを獲得しています。
多様性が重要視される昨今の風潮の中にあって、国籍や既存のジャンルの枠組みなどにとらわれることなく、自分が受けた影響や好んでいるカルチャーを素直に表現するRaonの活動姿勢は、今後のアーティストの在り方のモデルケースとしても注目に値するものではないでしょうか。

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まとめ

ニコニコ動画やYouTubeなど、インターネット上のプラットフォームを出自とするボーカリスト「歌い手」が人気です。
動画・配信をはじめ、ネット上での活動を大事にしている歌い手ですが、近年はホールやアリーナといった大きな会場でのライブを成功させる者も登場するなど、エンタメ業界の一大勢力として成長を続けています。
それに伴い、歌い手関連のキャラクターグッズやライブ・コンサートグッズの需要も拡大中。
アイドル、声優、VTuberなど、”推し活”と相性が良い他のジャンルと同様、多くのビジネスチャンスを秘める歌い手界隈から今後も目が離せません。

弊社トランスでは、アクリルスタンドや缶バッジ、ぬいぐるみをはじめ、さまざまな種類のオリジナルグッズ・ノベルティを製作可能です。
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