オリジナル缶バッジ製作ならここをチェック!発注前に知っておきたい基本と会社選びのコツ
オリジナル缶バッジ製作ならここをチェック!発注前に知っておきたい基本と会社選びのコツ

「イベントやキャンペーンで配る缶バッジを作りたいけれど、どこに依頼すればいいのか分からない…」
「見積もりを取っても、どの会社が自社に合っているのか判断できない…」

そんな悩みを持つ担当者の方に向けて、この記事では缶バッジ製作会社を選ぶ前に知っておきたい基本とポイントをわかりやすく整理します。

仕様の違い・費用の考え方・依頼の流れを理解すれば、スムーズに発注できるはず。目的に合った会社選びのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

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まず押さえておこう!缶バッジ製作の基本

まず押さえておこう!缶バッジ製作の基本

缶バッジ製作会社の選び方について説明する前に、そもそも缶バッジ製作について知らなければ選ぶことは難しいでしょう。

ここでは、缶バッジ製作についての基本をご紹介します。

缶バッジ製作の目的は?

缶バッジを製作する上で重要になるのは「何のために缶バッジを製作するか」です。

缶バッジを作ることで例えば以下のような目的があげられます。

  • 配布するノベルティに使用する
  • 販売グッズとして使用する
  • PRするために使用する

目的によってどんな素材やサイズ、デザインが良いのかなどは変わってきます。

そのため、缶バッジ製作を考えるにあたり、まずはどんな目的で作るのかを明確にしましょう。

仕様と印刷の基本を理解しよう

缶バッジ製作では、バッジの素材・サイズ・印刷方式といった仕様を決めます。

缶バッジの素材

一般的な缶バッジの表面(シェル)は、絵柄を印刷した紙をフィルムで圧着した金属製パーツです。

素材には塗装や印刷がしやすく低コストなブリキ(スチールにすずメッキしたもの)が主に使われており、裏側には別途、ピンやクリップなどのバックパーツを取り付けて完成させます。

まず押さえておこう!缶バッジ製作の基本

このようにシェルと留め具を組み合わせる構造上、形状の自由度が高い点も缶バッジの特徴です。円形はもちろん、四角形・長方形・楕円形・ハート形・星形などデザインに合わせて多彩な形にできます。

缶バッジのサイズ

缶バッジのサイズは直径25mm程度のミニサイズから100mmを超える特大サイズまで様々ですが、一般的に5種類前後の規格サイズが提供されており、それぞれ仕上がりの印象や適した用途が異なります。

例えば、25~32mm程度の小ぶりな缶バッジは服やバッグのワンポイントとして邪魔になりにくく、複数付けても可愛らしいサイズ感です。一方で面積が小さい分デザイン可能な範囲が限られるため、ロゴマークなどシンプルな図柄の表現に向きます。

中型の44~57mmになると存在感が増し、写真やキャラクターイラストをはっきり印刷できるサイズです。

実際、アーティストグッズの缶バッジは44mm前後で作られることが多く、トートバッグやリュックに付けても映える大きさとして人気があります。企業の販促ノベルティでも57mm程度の缶バッジがよく用いられますが、約10gと軽量なため胸元に付けても負担になりません。

76mm以上の大型サイズは視認性抜群で、イベント会場で配れば遠目からでも目を引くインパクトを与えられます。ただし重量が出てくるので身に着けるよりディスプレイ用途向きです。

缶バッジの印刷方式

次に印刷方式ですが、大きく分けてオンデマンド系(インクジェットやレーザープリントなど)とオフセット印刷があります。

項目 オンデマンド印刷 オフセット印刷
印刷方式 デジタルデータを直接プリンターで出力 版を作成し、インクをブランケット経由で転写
得意なロット 少部数に最適 大部数に最適
単価 部数が増えると割高になりやすい 部数が増えるほど単価が下がる
納期 短納期に強い 版作成工程があるためやや長め
品質・色再現性 機器性能に依存。最新機種なら高品質だが、色の安定性はやや劣る 色の再現性・鮮明さに優れ、ブランドカラーや細部表現に強い
可変印刷 宛名やナンバリングなど、1枚ごとに内容を変えられる 基本的に同一デザインのみ対応
用途例 イベント用少量バッジ、試作品、限定品 大量配布用バッジ、商業販売用、品質重視の案件

オンデマンド印刷は初期費用が低く小ロット向き、写真やイラストを高発色で再現できるのが魅力です。

一方、オフセット印刷は製版が必要ですが大量生産時に一枚当たりのコストを抑えられ、微細なグラデーションや色調も忠実に再現できます。

印刷品質が向上した現在では、小ロットでもカラフルで解像度の高い仕上がりが期待できるため、企業ロゴやキャラクターの細部も綺麗に表現できます。また、表面加工オプションとして光沢ラミネートやマット仕上げ、ホログラム加工なども選択可能です。

例えば七色に輝くホログラム缶バッジにすれば、キャラクターの魅力が一層引き立つキラキラ感を演出できます。

このように仕様選び次第で缶バッジの印象は大きく変わるため、目的やデザインイメージに沿った最適な組み合わせを検討することが大切です。

以上のように、伝えたいメッセージや装着シーンに合わせて適切なサイズを選びましょう。また、サイズによっては対応できる留め具(例えば32mm未満ではクリップ不可など)に制限がある点にも注意が必要です。

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

一口に缶バッジと言っても、その形や留め具の種類によって実物の印象や使い勝手が変わります。

ここでは代表的な缶バッジのタイプと特徴を見てみましょう。

定番の円形バッジ

まず最もオーソドックスなのが円形の缶バッジです。汎用性が高く、デザインやターゲット層を問わず使いやすいため、初めて缶バッジを作るなら丸型から始めるのがおすすめです。

円形は無駄な突出部分がない分、材料効率や生産効率も良いためコストパフォーマンスに優れている傾向があり、実際多くの製作会社でサイズバリエーションが最も豊富なのが円形バッジです。

デザイン面でも、文字情報やロゴ配置のバランスが取りやすく、写真・イラスト・キャッチフレーズなどあらゆる要素をバランス良くレイアウトできます。

裏面の留め具も安全ピンやクリップ、マグネットなど基本的なオプションに一通り対応しており、特に制約が少ない形状であるため、販促ノベルティからファングッズまで幅広く活躍します。

個性が出せる特殊形状バッジ

他社と差別化したい場合やSNS映えを狙いたい場合は、特殊形状の缶バッジも検討しましょう。代表的なのは四角形(正方形・長方形)や星形・ハート形などです。

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

四角形の缶バッジは角丸加工やシャープな角など微妙な形状の工夫で印象を変えられ、横長デザインを活かしたい時に適しています。

一方、星やハート、動物型といったユニークな形状は、キャラクターグッズやイベント記念品として遊び心を演出するのにぴったりで、例えば子ども向けイベントなら星形でポップに、バレンタイン企画ならハート形で可愛らしく、といった具合にテーマに合わせた訴求力が生まれます。

ただし、あまりに特殊な形は利用シーンが限られターゲットが絞られる傾向があります。

生産ロットや単価も丸型に比べ割高になる場合が多いため、「まず丸型で様子を見る→好評なら次回は特殊形状で展開」と段階的に導入するのも一手です。

特殊形状バッジは目新しさが武器になる反面、万人受けする汎用性は低いので、企画意図に合致するか慎重に見極めて採用しましょう。

金具・留め具の種類にも注目

缶バッジの裏面パーツ(留め具)にもいくつか種類があり、用途に応じて選択できます。

最もポピュラーなのは安全ピンタイプで、日本ではこの形状が一般的です。

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

針の先端が金属の溝に収まる構造で、意図せず針が開かないようガードされているため安全性が高いのが特徴です。衣服やバッグにしっかり固定でき、低コストで大量製作しやすいメリットがあります。

一方、アメリカなどで主流のZピン(フックピン)タイプは、針先がむき出しになるU字型の留め具です。

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

構造が簡素でシェルと一体成型しやすいため製造コストを抑えられ、日本でも安価な缶バッジに利用されます。ただ、安全ピンに比べると針先が露出する分取り扱いに注意が必要です。

服に穴を開けたくない場合や小さなお子様向けには、クリップ式やマグネット式の留め具が適しています。

デザインで印象が変わる!缶バッジの種類と特徴

クリップ付き缶バッジは裏面に安全ピンとクリップが一体化したパーツで、生地を挟んで留めることも、針で留めることも可能なハイブリッド仕様です。

コストは若干上がりますが、ジャケットのポケットや帽子のツバなどに簡単に着脱でき、衣類に穴を空けないメリットがあります。

一方、マグネット式缶バッジは裏に磁石が付いたタイプで、スーツやユニフォームに穴を開けず装着できるほか、冷蔵庫やホワイトボードに貼り付ける実用品ノベルティとしても人気です。

このほか、バックパーツを変えることで鏡付きバッジや栓抜きバッジ、キーホルダー型バッジなどに応用することも可能ですので、缶バッジ製作時には、配布シーンや利用方法をイメージして最適な留め具タイプを選びましょう。

発注前に知っておきたい!缶バッジ製作のメリット

発注前に知っておきたい!缶バッジ製作のメリット

オリジナル缶バッジを作ることで、以下のようなメリットがあります。

  • デザインの自由度でブランドの世界観を表現できる
  • 数量に応じたコスト設計で無駄のない発注ができる
  • 高品質な印刷でブランド価値をアップすることができる

デザインの自由度でブランドの世界観を表現できる

缶バッジは形状・サイズ・カラー・表面加工まで多岐にわたる仕様をカスタマイズでき、デザインの自由度が非常に高いアイテムですので、自社ブランドの世界観やキャンペーンのテーマを、缶バッジという小さなキャンバス上で存分に表現できます。

例えば、企業のロゴカラーに合わせた背景色にしたり、ブランドキャラクターの形そのものを缶バッジにしたりと、他の汎用グッズにはないオリジナリティを演出できますし、最近ではホログラムや蓄光(暗闇で発光)、メタリック紙など特殊な素材・印刷の缶バッジも登場しており、アイデア次第で目を惹くクリエイティブなデザインが可能です。

こうしたデザイン面の多様さは、受け取った人に強い印象を残しブランドの記憶定着に繋がり、自社への信頼感を高めることができるでしょう。

一方でチープなデザインやありふれた粗品では、かえってブランド評価を下げるリスクもあるため注意が必要です。

その点、自由度の高い缶バッジであれば細部までブランドイメージを体現できるため、「小さいけれど光る存在感」で企業や商品の価値観を訴求できます。

ノベルティや販促グッズを通じてブランドの世界観を伝える上で、缶バッジは非常に優れたキャンバスと言えるでしょう。

数量に応じたコスト設計で無駄のない発注ができる

缶バッジ製作は発注ロットに柔軟性があり、必要な数量だけ無駄なく作れる点もメリットです。

近年は1個から注文対応する業者も登場しており、小規模イベント用に数十個だけ作ることも、大キャンペーン用に数万個を量産することも可能です。このため、在庫を余らせて予算を浪費してしまうリスクを抑えられます。

小ロット生産であれば過剰在庫のリスク軽減につながり、在庫処分による損失を防げます。

一方で、一般に製造単価は大量生産するほど下がるため、必要数が読め人気が見込める場合は初回から多めに発注した方が一個当たりコストを抑えられます。

そのため、配布・販売計画に合わせて「まず○個作り、反応を見て追加生産する」「まとめて△個発注し単価を下げる」といったコスト最適化の判断が重要です。

缶バッジは比較的単価が安いグッズですが、塵も積もれば予算圧迫要因になります。目的に対して適正な数量を見極めることが重要です。

高品質な印刷でブランド価値をアップすることができる

昨今の缶バッジは印刷技術の進歩により、写真やイラストの細かな色彩も忠実に再現できる高品質な仕上がりが期待できます。

特にオフセット印刷や最新のデジタル印刷機を用いた缶バッジでは、企業ロゴの指定カラーもブレなく表現でき、キャラクターグッズでも原画に忠実な色合いやグラデーションを再現可能です。

こうした品質の高さはそのままブランド価値の向上に寄与しますが、裏を返せば、印刷が粗かったり色ズレしているような低品質グッズは企業の信用を損ねかねません。

缶バッジは小さいながらも目につきやすく手に取ってまじまじと見られるアイテムです。そのため印刷の発色や解像度、仕上げの丁寧さがユーザー体験に直結します。

高品質な缶バッジをファンに提供すれば、「細部までしっかり作られていて嬉しい」「さすが〇〇社のグッズはクオリティが高い」といった満足感・安心感につながり、ブランドへの愛着や忠誠度を高めることができます。

ブランド価値を支えるクオリティを追求できる点も、オリジナル缶バッジ製作の大きなメリットと言えるでしょう。

信頼できる製作会社の見極めポイント

信頼できる製作会社の見極めポイント

オリジナル缶バッジを作ろうと決めたら、次は依頼先の製作会社選びが重要です。数ある業者の中から信頼できるパートナーを見極めるために、以下のポイントに注目しましょう。

  • 見積もり内容と納期が明確な会社を選ぶ
  • 実績と対応範囲の広さをチェック
  • サンプル確認の有無を忘れずに

見積もり内容と納期が明確な会社を選ぶ

基本的なことですが、見積もり条件と納期を明確に示してくれる会社を選びましょう。

問い合わせ時の見積もり回答で、単価・版代・送料・消費税など費用内訳を丁寧に説明してくれる会社は信頼できます。

業者の中には最初は安く見積もって追加費用を後出しするケースもあるため、疑問点は遠慮なく確認し、回答の透明性を見極めましょう。

また、納期遵守は言うまでもなく重要です。イベント日や配布開始日に間に合わなければ計画が台無しになるため、希望納期に確実に対応できるか事前に確認しましょう。

特に繁忙期(年度末や大型イベント前など)は製作が立て込むため、受注状況や予備日設定など納期管理の体制について質問しておくと安心です。

見積もりと納期の明確化は、製作会社を選ぶ上での最低条件と心得ましょう。

実績と対応範囲の広さをチェック

次に、その会社の製作実績と対応できるサービス範囲を調べます。

公式サイトに過去の納品事例や取引先一覧があれば要チェックです。特に有名企業・自治体・大規模イベント等の実績がある会社は、要求水準の高い案件をこなしてきた可能性が高く信頼できます。

また様々な業界での実績が豊富な会社は、業界ごとのニーズを理解して柔軟に対応してくれるでしょう。

同時に、小ロットから大ロットまで対応できるかも重要なポイントです。

小規模な注文にも親身に対応しつつ、いざ大量発注にも対応できる生産キャパシティを持つ会社なら、今後の展開規模が変わっても安心して任せられます。

例えば「1個から数万個までOK」「デザイン違いの小口発注も可」といった柔軟性を謳う会社は、在庫ロスを抱えず必要な分だけ作れる理想的なパートナーと言えます。

「この会社なら企画から納品までワンストップで安心して任せられる」という基準で、実績と対応範囲をチェックしてください。

サンプル確認の有無を忘れずに

発注前に試作品や校正サンプルを確認できるかどうかも重要な見極めポイントです。完成前に現物または現物に近い形で仕上がりをチェックできれば、色味やサイズ感のイメージ違いを防ぐことができます。

「印刷物は画面で見るのと色が異なることがあるので不安…」という場合でも、サンプル確認があれば安心です。

高品質な製作会社ほどこのプロセスを重視しており、「実際の商品サンプルを提供します」と明言しているところもあります。

ヒアリング段階で「初めてなので不安」と伝えた際に、サンプル対応の有無やデザインデータチェック支援について具体的に説明してくれる会社は信頼に値します。

完成イメージの齟齬を防ぎクオリティを担保するためにも、サンプル確認や丁寧なチェック体制がある製作会社を選びましょう。

「どの会社に頼めばいい?」と迷ったら見てほしい、トランスの3つの強み

「どの会社に頼めばいい?」と迷ったら見てほしい、トランスの3つの強み

私たちトランス(株式会社トランス)も、これまで企業・アーティスト・イベント主催者など様々なお客様のオリジナルグッズ製作をお手伝いしてきました。

中でも「缶バッジ製作を成功させるパートナー」として選んでいただく理由となっているのが、次の3つの強みです。

  • ファン視点で企画を考える“共感型の提案力”
  • 実績に裏打ちされた安心の製作体制
  • 業界動向をとらえた柔軟な対応力

ファン視点で企画を考える“共感型の提案力”

トランスでは、グッズを受け取ったファンが思わず笑顔になり、大切に身に着けたくなる、そんなファン視点で企画を考えることをモットーとしています。

例えば、ご担当者様からヒアリングした企画意図やターゲット層の情報をもとに、「ファンならきっと○○なデザインだと喜ぶはず」「手にした瞬間にワクワクする仕掛けを入れましょう」といったアイデアを盛り込みご提案します。

企業やブランドが伝えたいメッセージを咀嚼しつつ、受け取るファンの心に届く表現へと翻訳するイメージです。

缶バッジは安価ゆえに配られる量も多く、下手な缶バッジだと「もらっても嬉しくないもの」「机の奥にしまわれてしまうもの」になりがちです。だからこそ、ターゲットが本当に欲しいと思えるデザイン・仕様を徹底的に考え抜き、共感を生むグッズに仕上げる提案力があります。

「缶バッジをきっかけにファンになってもらう」というファンマーケティングの視点からノベルティを位置づけ、グッズを通して顧客との絆を育てるお手伝いをする、それがトランスの強みの一つです。

実績に裏打ちされた安心の製作体制

トランスはこれまで企業の販促品からアーティストのライブグッズなど多様な分野で缶バッジ製作の実績を積んできました。その豊富な経験によって培われたノウハウと進行管理能力が、安定した製作体制の土台となっています。

企画提案・デザイン・生産・検品・納品まで自社で一貫対応できるため、案件全体を見渡したスムーズかつ柔軟な対応が可能です。

例えばスケジュール調整一つとっても、社内でデザイナーや生産管理担当と密に連携しながら進めるため、急な仕様変更や追加注文にも臨機応変に対処できます。

また品質管理の面でも、過去の事例から得た注意点をチェックリスト化し、印刷の発色確認やパーツ取り付けの強度確認など細かな検証を怠りません。

納期遵守はもちろん万一の不具合発生時にも素早くリカバリーできる体制を整えており、初めてご担当する方でも安心してご相談いただけます。

業界動向をとらえた柔軟な対応力

グッズ業界は流行の入れ替わりが激しく、新素材の登場やSNSで話題になるデザインなどトレンドが日々生まれており、トランスではそうした業界動向を敏感にキャッチし、社内で積極的に情報共有しています。

「どの会社に頼めばいい?」と迷ったら見てほしい、トランスの3つの強み

アニメ・ゲーム業界の最新グッズ事情から、音楽アーティストグッズのトレンド、企業ノベルティの人気テーマ(SDGsやサステナブル素材など)までアンテナを張り巡らせ、蓄えた知見を提案に活かしています。

トランスが常に情報感度高くトレンドを取り入れるのは、まさにお客様のブランドを「今の時代に響く形」で表現するためです。

また、こうした動向を踏まえながらも単なる流行追随に終わらず、ターゲットのニーズに合致するかを吟味する姿勢も欠かしません。

新しいアイデアと経験知に基づく定番手法をバランス良く組み合わせ、「今の時代に即した最適解」を導き出せる対応力がトランスの強みです。

トランスに缶バッジ製作を依頼する際の流れ

トランスに缶バッジ製作を依頼する際の流れ

ここからは、実際にトランスでオリジナル缶バッジを製作する場合の進行フローをご紹介します。初めてご発注される方にも安心していただけるよう、ヒアリングから納品までのステップを順を追って解説します。

  1. ヒアリング
  2. トランスからの企画・提案
  3. デザインデータ制作・入稿
  4. 校正サンプルアップ
  5. 校了・量産
  6. 納品

ヒアリング

まずはお問い合わせをいただいた後、担当者がヒアリングを行います。

缶バッジを製作する目的・狙いたい効果、配布・販売ターゲット、希望納期、予算、数量など基本事項を丁寧に伺います。

企画段階で「何のために誰に配るのか」を明確化することは非常に重要です。実際、ノベルティ製作の専門サイトでも「期待する効果」「配布ターゲット」「欲しい日付」の3点は事前に考えておくべきとされています。

加えて「予算・数量・納期」を決めておくことも大切です。

トランスのヒアリングでは、これらのポイントを一緒に整理しながら、お客様の頭の中にあるイメージや「こうしたい」というご要望を具体化していきます。

ヒアリング内容はこの後の企画提案・デザイン制作の羅針盤となります。ここで得た情報をもとに、最適な缶バッジの形やデザインの方向性を検討していきます。

トランスからの企画・提案

単に言われた通りのものを作るのではなく、「よりファンの心に響くには?」「目的達成につながる仕掛けはないか?」とプロの視点から考え抜いた提案型のアプローチを取るのがトランス流です。

例えばノベルティ目的であれば「ずっと手元に置きたくなる実用性を持たせましょう」、販売グッズなら「コレクション欲を刺激するバリエーション展開はいかがでしょう」といったアイデアを盛り込みます。

課題解決型のパートナーとして、目的達成に最適な缶バッジプランを一緒に作り上げていく、それがトランスの企画提案ステップです。

デザインデータ制作・入稿

企画・デザインの方向性が固まったら、実際に入稿用デザインデータを制作します。デザインが既にある場合はデータをいただいてから、入稿を進めます。

デザインがない場合でもゼロからトランスでデザインを制作できますのでご安心ください。もちろん、作成したデータを確認した後、細かな修正が必要な場合も調整することができます。

その場合はヒアリング・企画内容に沿って社内デザイナーがあらためて入稿データを作成し、ご確認いただきます。

いずれの場合も、入稿前にお客様と最終デザインを確認し合意の上で製造工程へ進みます。

デザインデータ制作は完成度に直結する重要工程ですが、トランスが最後まで伴走しますので、不慣れな方もご安心ください。

校正サンプルアップ

本生産に入る前に、必要に応じて校正サンプル(試作品)を作成します。実物と同じ素材・印刷方式で1個または少数の缶バッジを試作し、お客様にご確認いただく工程です。

紙面や画面上では判断しづらい色味・質感・サイズ感を実際に手に取ってチェックできるため、「思った色と違う」「ロゴが小さすぎて読めない」といったトラブルを事前に防げます。

缶バッジに限らず印刷物では、この校正確認が完成度を左右すると言っても過言ではありません。特に企業ロゴやブランドカラーの再現性を重視する場合は、色校正を行うことで細かな色調整が可能です。

サンプルをご覧いただいた後、修正希望があればすぐに反映し再度サンプル確認することも可能です。

お客様にご納得いただけるクオリティになるまで丁寧にすり合わせを行い、「これでいきましょう!」という校了(最終OK)をいただきます。

こうしたひと手間を惜しまないのも、安心して量産工程に進んでいただくためのトランスのこだわりです。

校了・量産

お客様から校了のご承認をいただいたら、いよいよ量産体制に入ります。確定したデザインデータ・仕様で必要数量の缶バッジを製造します。

トランスでは自社および提携工場の生産ラインを活用し、ロット規模に応じ最適なプロセスで量産を進めます。大量発注の場合でも短期間で印刷・プレス・組み立てを回せるようスケジュールを組み、進捗状況を逐一管理します。

納期に関しては、当初取り決めた締日に確実に間に合うよう逆算スケジュールで管理しています。

お客様には基本的に校了後は完成・納品をお待ちいただくだけですが、途中経過が気になる場合は遠慮なくお問い合わせください。

納品

量産が完了したら、いよいよお客様への納品です。ご指定の納品先・納品日に合わせて梱包・出荷作業を行います。

トランスでは、納品して終わりではなく、その先の活用シーンまで見据えたフォローを重視しています。例えば納品後に実際配布・販売してみての反響や追加発注のご相談、他グッズとの組み合わせ提案などもお気軽にお声がけください。

私たちはお客様のプロモーションや企画が成功することをゴールと考えており、その達成に向け最後まで伴走するパートナーでありたいと願っています。

納品時には検品レポートや数量チェックシート等も添付し、万全の品質であることを確認いただいております。

万一輸送中の破損など問題が発生した場合も速やかに再手配・補填対応いたします。納品後のフォロー体制も整えていますので、安心して受け取っていただけます。

こうして無事に缶バッジがお手元に届いた際には、ぜひ手に取って出来栄えを確かめてください。

まとめ

オリジナル缶バッジ製作の基本から会社選びのポイント、そして具体的な進行フローまで駆け足でご説明しました。

最後に改めて強調したいのは、缶バッジ製作を成功させるカギは“目的に合ったパートナー選び”にあるということです。

どんなに優れたデザインやアイデアも、実現してくれる製作会社が信頼できなければ形になりません。品質・価格・納期・柔軟性・提案力といった観点で自社にマッチする業者を選ぶことが、プロジェクト成功への近道です。

トランスでは、企画・デザインから製作・納品までワンストップで対応し、担当者の“こうしたい”をカタチにするサポートが可能です。

オリジナル缶バッジの製作をご検討の際は、ぜひ一度私たちトランスにご相談ください。お問い合わせフォーム(こちら)からお気軽にお問い合わせください!

ライター:咲楽レイ

咲楽レイ

缶バッジは推し活をする上でよく見るアイテムですが、いざ作るとなると奥が深く、考えることはたくさんありますね!でも、ファンのことを第一に考えて作られた缶バッジはきっと誰かの笑顔をつくるアイテムになりますので、この記事がそんな缶バッジ製作の役に立ってくれるといいなと思いました!

公開日:
株式会社トランス

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