今回は、角度によって絵が変わる、オリジナル缶バッジをご紹介します。
この缶バッジは、レンチキュラー印刷という手法を用います(※)
レンチキュラー印刷アイテムは高単価で経済ロットが大きい(1000個以上)というイメージが強かったアイテムですが、チャレンジしやすい小ロット、短納期(国内生産)での製作が可能になりました!
レンチキュラー印刷アイテムは、TikTokやInstagramのストーリーズなど、手軽にUPするSNS動画と相性抜群のアイテムとして、改めて注目されています。
それでは、レンチキュラー印刷を使った缶バッジについて、動画や図解を交えて説明していきます。

このように、角度を変えることで絵柄が切り替わり、まるで動いているかのように見えます。 思わず動画で撮影して、SNSにアップしてしまいたくなりますよね。 次に、アニメーション缶バッジがどのようなデザインデータでできているのかを見ていきましょう。
アニメーション缶バッジのデザインデータのしくみ
先ほど動画にてご紹介させていただいた缶バッジを、GIFデータ(画像の連続)にしたものをご覧ください。1コマずつ制作したデータを1つに合わせてGIFにしています。データの作り方次第で、さまざまな表現ができるレンチキュラー印刷は可能性が無限大。レンチキュラー印刷専用のデザインデータ制作、おすすめアニメーションのご提案も弊社にお任せください。








アニメーション缶バッジ製作のデザイン例

アニメーション缶バッジは、デザインによってさまざまな用途のオリジナルグッズに仕上がります。今回はおすすめアニメーション事例を4つご紹介。キャラクターの動きの変化やテキストの複数表示など、工夫次第で、話題性の高いオリジナルグッズ、販促効果の高いノベルティグッズを製作することができます。
- before&after
- PRしたい商品を使う前と使った後の様子を描けば、ユニークな販促品になります。
- ポーズチェンジ
- キャラクターの向きや手足の動きを表現することで、まるで本当に動いているかのように見えます。
- キャラクターチェンジ
- 複数のキャラクターや複数のメンバーがいるアーティストなら、1アイテムで全員を表現できるオリジナルグッズになります。
- 複数のメッセージ
- 通常の缶バッジだと1つの面に納まるメッセージしか印刷できませんが、アニメーション缶バッジなら、1つの面で2倍、3倍のメッセージを盛り込むことができます。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は、レンチキュラー印刷を用いたアニメーション缶バッジのご紹介でしたが、レンチキュラー印刷は、ステッカー、マグネット、ポストカードなど他のアイテムのご提案も可能です。また、レンチキュラー印刷はアニメーションのほかにも、3D表現も得意としているので、貴社のブランド、コンテンツに合わせてレンチキュラー印刷の表現方法からご提案させていただきます。
- 話題性を意識したノベルティ・オリジナルグッズを製作したい!
- 国内生産・短納期生産アイテムを探している
- ファンごころを刺激する面白いアイテムを探している!
など、ぜひお気軽に各営業担当までご相談ください。
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メルウチカリコ
株式会社トランス入社3年目。レンチキュラーアイテムは、お店で見つけるとほぼ100%の確率で手に取って動かしたくなってしまいます。缶バッジは手の中でキャラクターが動いてみえるため、キャラクターへの愛着が増します。以前購入したCDのジャケットがレンチキュラーになっていて、推したちが普段のファッション誌などのグラビアとは異なるカッコよさを醸し出していたのは印象的でした。「手に取りたくなる」「動画を撮りたくなる」「シェアしたくなる」ということにおいてレンチキュラーは今だからこそ喜ばれるグッズの表現方法の一つだと思います。
(※)レンチキュラー印刷とは?
見る角度によって絵が変わり、アニメーションのように動いて見えたり立体に見えたりする「凸レンズ」の焦点が移動する原理を応用したものです。レンチキュラー製品を拡大してみると、表面には小さな「かまぼこ」の形をした凸レンズがたくさん並んだシート状になっており、その下の層(裏側)の印刷面には細かく分断された複数の画像が交互に並んでいることがわかります。この印刷面が表面のレンズ作用と視点の移動によって次々に部分拡大されるため変化が起きているように見えるのです。