アクスタの製作会社はどうやって選ぶ?依頼前に確認しておくべきポイントまとめ
アクスタの製作会社はどうやって選ぶ?依頼前に確認しておくべきポイントまとめ

ライブやイベントに向けてアクスタ(アクリルスタンド)などのオリジナルグッズを短期間で大量に用意したい場合、どの製作会社に依頼するかは大きな課題です。

特にファンに販売するグッズであるアクスタは、金額よりも実績や納期、品質が重要視されます。

本記事では、アクスタ製作会社を選ぶポイントや、依頼前に確認すべき注意点を詳しく解説します。

トランスの強みや実際の製作フローも紹介しますので、グッズ担当者の方が失敗しないアクスタ製作会社選びに役立ててください。

アクスタ製作の基礎知識

アクスタ製作の基礎知識

アクスタ(アクリルスタンド)とは、透明なアクリル樹脂にキャラクターや写真を印刷し、自立させて飾れる人気グッズです。

まずは、アクリル素材を使ったアイテムの種類や特徴、アクスタを製作するメリット、そして活用方法について基礎知識を押さえておきましょう。

アクリルアイテムの種類と特徴

アクリル製グッズには様々な種類があります。それぞれ特徴が異なるため、用途に応じて使い分けられています。

  • アクリルスタンド(アクスタ)
  • アクリルキーホルダー(アクキー)
  • アクリルコースター
  • その他のアクリルアイテム

アクリルスタンド(アクスタ)

アクリルスタンド例

キャラクターや人物のイラストを印刷し、台座に立てて自立させて飾れるアイテムです。

机や棚に置いてコレクションしやすく、気軽に推しを楽しめるのが魅力です。

サイズも小型のものから等身大に近い大型まで幅広く、台座付きで安定して飾れます。

アクリルキーホルダー(アクキー)

アクリルキーホルダー例

軽くて持ち運びやすく、カバンや鍵に付けて楽しめる定番アイテムです。

透明なアクリルに鮮明なプリントが可能で、推し活のファングッズや企業ノベルティとして人気です。

耐久性が高く割れにくいため、日常使いに適しています。

アクリルコースター

アクリルコースター例

飲み物を載せるコースターもアクリル素材なら水に強く衛生的です。

おしゃれなデザインのものはカフェやオフィスで使われるほか、キャラクターを印刷してグッズやギフトにもなります。

その他のアクリルアイテム

アクリルスマホスタンドやアクリルボード、アクリルフォトフレームなど実用性の高いアイテムも展開されています。

透明度が高く発色も良いアクリルは、印刷したデザインが映えるためインテリア雑貨としても人気です。

このようにアクリルグッズは透明感とデザイン自由度の高さが魅力で、アニメ・ゲームのキャラクターグッズから企業ノベルティまで幅広く利用されています。

特にアクスタやアクキーは推し活(ファン活動)の定番アイテムとして定着しており、様々な場面で活用されています。

アクスタを製作するメリット

数あるグッズの中でもアクスタをオリジナル製作することには、多くのメリットがあります。

  • オリジナリティが高い
  • コストパフォーマンスが良い
  • デザインの自由度が高い
  • 短納期で大量生産が可能

オリジナリティが高い

アクスタは印刷するデザインや形状を自由にカスタマイズできるため、他にはないオリジナル性の高いアイテムを作れます。

キャラクターのシルエットに沿ったダイカット(型抜き)や、背景付きのジオラマ風スタンドなど、アイデア次第でユニークな表現が可能です。

ファンにとって「本当に欲しいグッズ」を形にできる点で、満足度の高いアイテムになります。

コストパフォーマンスが良い

アクリル素材は比較的安価で、大量生産にも向いています。

立体フィギュアやぬいぐるみと比べると製作費用を低く抑えられるため、限られた予算で多くの数量を製作するのに適しています。

例えばイベントやライブの物販用に小ロットから大ロットまで柔軟に対応でき、在庫負担の面でも優れます。

デザインの自由度が高い

アクリルはフルカラー印刷が可能で透明感も活かせる素材です。そのため色鮮やかなデザイン表現ができ、キャラクターの魅力を存分に引き出せます。

またアクリル板をレーザーカットして様々な形状に加工しやすく、多彩なサイズ・形の製品が作りやすい点も特徴です。

特殊印刷やエフェクト(ホログラム加工・蓄光など)を施すことで、より高付加価値なグッズに仕上げることもできます。

短納期で大量生産が可能

アクスタ製作は印刷とカットが主工程のため、他の複雑なグッズよりリードタイムが短めです。

入稿から納品までは、内容・サイズ・仕様により変わります。
通常は約1か月、早ければ約2週間が目安です。大量ロットでは1~2か月を見込みつつ、急ぎの案件は事前相談により早めの対応が可能です。

以上のような理由から、アクスタ製作はコスト・スピード・独自性のバランスに優れた手法といえます。

実際、マーケティング調査でも「ファンが欲しいグッズ」としてアクリルスタンドは約4割の人が挙げてトップになるほど人気があります。

マーケティング調査結果

引用元:MarkeZine

自社やコンテンツの世界観を手軽に形にでき、ファンからの需要も高いアクスタは、グッズ企画において非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

アクスタの活用方法

オリジナルで製作したアクスタは、様々な場面で活用できます。代表的な活用方法をいくつか紹介します。

  • 販売グッズ(物販アイテム)
  • ノベルティ配布・特典
  • SNSプロモーション

販売グッズ(物販アイテム)

ライブ会場や公式オンラインショップでファン向けに販売するグッズとして定番です。

手頃な価格帯でコレクション性もあるため、多くのファンが複数購入して推しキャラごとに集める傾向があります。

新アルバム発売記念や周年イベントに合わせた限定デザインのアクスタは特に売上に貢献するでしょう。

ノベルティ配布・特典

企業や自治体のキャンペーンで無料配布するノベルティや、商品購入特典としてもアクスタは喜ばれます。

手のひらサイズでかさばらず記念品に適しており、来場者特典や雑誌の付録などにも採用されています。

配布先でSNS投稿してもらう仕掛けをすれば、宣伝効果も期待できます。

SNSプロモーション

近年、アクスタはSNS映えするプロモーションツールとしても注目されています。

今ではファンは推しキャラのアクスタを持ち歩き、観光地やカフェで一緒に写真を撮ってSNSに投稿することも当たり前になっています。

SNS投稿例

企業側もこれを活用し、ハッシュタグ投稿キャンペーンを実施してユーザー生成コンテンツを促進するケースがあります。

例えば、オリジナルアクスタを配布しSNSキャンペーンを行うことで、Instagramで「#アクリルスタンド」を付けた投稿が一気に増え、ブランド認知度アップや関連商品の売上増につながる可能性もあります。

このようにSNSでシェアされやすくバイラル効果を狙えるのは、アクスタならではのメリットであるため、企業にとってアクスタは単なる販促品に留まらず、ブランド価値を高める強力なプロモーションツールになり得るのです。

以上のようにアクスタには販売収益アップから宣伝効果、エンゲージメント向上まで多彩な活用方法があり、目的に合わせた活用プランを立てることで、アクスタ製作の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

アクスタ製作の注意点

アクスタ製作の注意点

魅力の多いアクリルスタンドですが、製作を成功させるためにはいくつか注意すべきポイントがあります。

  • デザインを重視する
  • 納期やスケジュールを確認する
  • 在庫リスクがある

ここでは、アクスタを製作する際の主な注意点を解説します。

デザインを重視する

アクスタの命はデザインと言っても過言ではありません。

アクスタはビジュアルがそのまま商品の魅力に直結するため、デザイン性がすべてを左右し、特にファン向けグッズでは、ターゲットが「思わず手に取りたくなるデザイン」である必要があります。

具体的には、まずコンセプトや世界観を明確に反映したデザインにすることは必須ですので、グッズを見た瞬間に作品やアーティストの魅力が伝わるよう、ロゴやキャラクター配置、色使いを工夫しましょう。

またブランドやメッセージを一目で表現できることも大切です。たとえばイベント名や日付を入れて記念性を高めたり、ファンの「推しカラー」を取り入れて購買意欲をくすぐるなど、デザイン段階で考慮します。

さらに、視認性と印象度もチェックしましょう。遠目にも認識しやすく、かつ近くで見ると細部まで凝っているデザインは「映えるグッズ」になり、SNSなどでも話題になりやすいため、ごちゃごちゃしすぎずシンプルで洗練された構成を心がけると良いでしょう。

以上のように、デザイン性を高めることがアクスタ製作を成功させる重要なポイントです。時間やコストの都合でデザインを疎かにせず、プロのデザイナーの力を借りることも検討しましょう。

納期やスケジュールを確認する

アクスタ製作では納期管理も非常に重要です。イベントやキャンペーンに合わせてグッズを用意する場合、納品が遅れると企画そのものの成功に影響してしまいますので、依頼前に製作会社のスケジュール感をしっかり確認しましょう。

まず、製作したいアクスタの数量や仕様に応じて必要な日数を把握します。一般的に、デザイン入稿から納品まで約2〜4週間程度かかることが多いですが、デザイン確定までの校正時間なども含めるとさらに余裕を見た方が安全です。

実際の所要期間は数量や仕様、依頼先によって変動するため、希望納品日を明確に伝え、可能であれば契約書などで納期を明記し、双方で認識を合わせておくと安心です。

また、会社によっては納期プランが選択できるところもあり、例えば格安プランだと発送まで長めの日数(その分コスト低減)、特急プランだと追加料金で迅速対応といったケースもあるため、自社のスケジュールに合わせて、そうした納期オプションも検討しましょう。

ただし注意点としてイベント直前の駆け込み発注はリスクが高く、また印刷ミスや輸送トラブルなど予期せぬ事態が起きる可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールを組んでください。

在庫リスクがある

現物のグッズを製作する以上、在庫を抱えるリスクについても認識しておく必要があります。

デジタル商品と異なり、売れ残った商品は倉庫で保管・管理しなければならず、保管費や人件費などの負担が発生しますし、過剰に生産すれば在庫が増え、値下げや廃棄が必要になるなど赤字につながる恐れがあります。

一方で、需要を見誤って在庫不足になると販売機会を逃し、ファンの不満にもつながるため、在庫数の調整は非常に難しい課題です。このリスクを軽減するには、過去の販売実績や予約データを参考にして発注ロットを最適化することが大切です。

最近では受注生産(予約販売)を取り入れる企業も珍しくなく、一定期間ファンから予約を募ってから生産数を決定すれば、在庫リスクを大幅に軽減できます。

以上のように、アクスタ製作では在庫管理まで含めた計画が欠かせないため、小ロットから開始して様子を見る、人気キャラと不人気キャラの生産数を調整する(ブラインドパッケージで在庫偏りを防ぐ)など、リスクを抑える工夫をしてみてください。

在庫リスクに留意しつつ適切に対応すれば、安心してグッズ展開を行えるでしょう。

おすすめのアクスタ製作会社の選び方

おすすめのアクスタ製作会社の選び方

次に、製作会社を比較・検討する上で注目すべき観点を整理しました。

  • 企画力・提案力
  • 品質と価格のバランス
  • サポート体制
  • 納期

品質・価格、提案力やサポート体制など、総合的に判断して自社のニーズに最適なパートナーを選びましょう。

企画力・提案力

アクスタ製作会社を選ぶ際、まず注目したいのは企画提案力です。単に言われた通りに作るのではなく、クライアントの目的に合わせた企画やアイデアを出してくれる会社だと安心です。

優れた企画を生み出すためには、ファン心理の理解や業界トレンドへの深い知識が欠かせません。そのため、初期の打ち合わせ段階で担当者がどのように対応するかが判断材料になります。

漠然とした要望に対しても具体的な提案や参考例を挙げてくれるか、ターゲット層の特性を踏まえた発想があるかなどを確認しましょう。

また、担当者のレスポンスの良さやコミュニケーション能力も重要です。最初の相談段階からやり取りがスムーズで、こちらの意図を汲み取った回答や代案を提示してくれる担当者なら、その会社の提案力・問題解決力は高いと判断できます。

それ以外にも実績も企画力を測る物差しです。自社が初めて取り組む分野であっても、類似するターゲット向けの経験が豊富なら的確な提案が期待できます。反対に実績が少ない会社だと、こちらがリードしないと進まない恐れもあります。

企画段階から伴走してほしい場合は、実績豊富で企画提案に自信を持つ会社を選ぶと良いでしょう。

品質と価格のバランス

次に重視すべきは品質と価格のバランス(コストパフォーマンス)です。

グッズの品質はファンの満足度やアーティスト・ブランドの印象に直結します。安さだけを重視して品質を犠牲にすると、結果的にブランド価値を損なう可能性があるため、適正価格で高品質な仕上がりを提供できる会社を選ぶことが重要です。

候補となる製作会社の実績品やサンプルを比較し、印刷の発色や細部の再現度、アクリル素材の透明感、エッジの仕上げの丁寧さなどを確認しましょう。これらの要素が安定して高水準であれば、多少価格が高くても信頼できるパートナーといえます。

一方で、極端に安い見積もりを提示する会社には注意が必要です。相場よりも大幅に安価な場合、使用素材の品質が低かったり、納期に遅延が生じたりするケースもあります。

そのため、見積もりの内訳が明確で、価格と品質のバランスをきちんと取っている会社を選ぶことが賢明です。

最後に、品質面ではアフターケアも含めて考える必要があります。万が一不良品が混ざっていた場合の交換対応など、品質保証に関するポリシーも確認しておきましょう。

総合的に見て、「適正価格で高品質」を実現している会社こそ、安心して大切なグッズ製作を任せられるパートナーとなります。

サポート体制

グッズ製作には予期せぬトラブルがつきものです。デザイン上の修正要望、製造工程での問題、納品後の不備など、様々な事態に柔軟に対応してもらえるサポート体制があるかどうかも重要な選定基準です。

まずチェックしたいのは、担当者の対応スピードです。問い合わせや要望に対してレスポンスが早く、適切な回答や対応策を提示してくれる会社は信頼できます。

特に製作途中でデザイン変更の必要が出たり、締切間近にトラブルが発生した場合でも、迅速かつ的確に動いてくれるかが大切ですので一貫して同じ担当者が付いて丁寧にフォローしてくれる会社かをチェックしましょう。

次にコミュニケーションの質も大事です。こちらの意図や悩みに耳を傾け、プロの視点でアドバイスしてくれるような会社は、単なる下請けではなく心強いパートナーと言えます。

打ち合わせ段階で「話が伝わりにくい」「レスが遅い」と感じる会社は、進行中のストレスになる可能性があるため避けた方が無難でしょう。

また、サポート体制の一環として、追加発注や再注文への対応力も確認しておきたいポイントです。

予想以上の売れ行きで追加生産が必要になった場合、柔軟にスケジュールを調整できる会社や、2回目以降の手続きがスムーズな会社であれば、長期的なグッズ展開にも安心して臨めます。

まとめると、迅速な対応と丁寧なコミュニケーションで支えてくれるサポート体制は、グッズ製作会社選びの重要な判断基準です。

万一のトラブル時にもすぐに「駆けつけて」くれるような会社なら、安心して任せられます。問い合わせの段階からこの点を意識し、信頼できるパートナーを見極めてください。

納期

最後に、納期遵守の確実さも会社選びでは欠かせません。

どんなに良い品質のグッズでも、必要なタイミングに間に合わなければ意味がありません。特にライブ物販やキャンペーン商品など期日が固定されている場合は、納期の正確さを重視しましょう。

まず、見積もり依頼時に「◯月◯日までに納品可能か」を尋ね、明確に回答してくれる会社を選びましょう。信頼できる会社は、生産スケジュールを具体的に示し「◯日あれば可能」と根拠ある回答をしてくれるはずです。

また、万一の納期遅延時の対応も確認しておくと安心です。契約書に遅延時の賠償や対応を盛り込むケースもありますが、そこまで形式的でなくとも「遅れそうな場合は事前に連絡をもらえるか」「代替案を提案してくれるか」といった姿勢は見ておきましょう。

納期面では、自社側の準備も重要なポイントです。デザイン確定や発注数量の決定が遅れると、そのぶん納期が延びてしまいますので、製作会社とのスケジュール打ち合わせでは、自社の内部フロー(上長決裁や版権許諾の取得等)も踏まえ、余裕を持った締め切りを設定しましょう。

会社によってはタイトなスケジュールでも対応できるところもありますが、その場合追加料金が発生するケースもありますので、コストとの兼ね合いも考えつつ、確実に期日を守ってくれる企業を選定してください。

アクスタ製作でトランスが選ばれる理由

アクスタ製作でトランスが選ばれる理由

ここまで一般論として会社選びのポイントを述べてきましたが、トランスがアクスタ製作のパートナーとして選ばれている理由を、強みとともに紹介します。

トランスは東京・大阪を拠点に35年以上オリジナルグッズ製作に携わっており、数多くの企業様・アーティスト様のグッズ企画をお手伝いしてまいりました。

その中で培った強みを3つ挙げます。

  • ファンの心理理解
  • 豊富な実績
  • 業界のトレンド把握

ファンの心理理解

トランス最大の特徴は、ファン視点に立った企画提案を徹底していることです。トランスでは「推しビジネス研究所(仮) 」という社内プロジェクトを持ち、ファン心理やトレンドの研究を日々行っています。

推し研

創業以来様々なアイテムを製作してきた経験から、「こんなグッズがあったらファンは嬉しいはず」というアイデアを常に考え、蓄積しています。

その集大成として、ファン心理をとらえたグッズ開発コンセプトを『推しプロダクト』と称し、実際の商品企画に活かしています。

簡単に言えば、「ファンが本当に欲しいグッズ」の企画・提案が得意な会社です。例えばアクスタ一つとっても、キャラクター単体のスタンドだけでなくAR機能と組み合わせて背景が動く「ARジオラマアクスタ」や、最大40秒の音声を録音できランダム再生もできる「みみきゅんアクスタ」など、ファンが喜ぶ仕掛けを提案可能です。

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トランスの社員には自身もコンテンツのファンである者も多く、ファン心理を理解した上でプロの企画力を発揮できる点が強みです。その結果、これまで多くの担当者やファンの方々に喜んでもらえるものを作ることができました。

企画段階からファンの喜ぶ姿を想像しながら提案できることが、トランスが選ばれる理由の一つです。

豊富な実績

2つ目の強みは、何と言っても豊富な製作実績です。1987年の創業以来、当社が年間に製作するグッズ数は2,500万個以上にも上ります。

累計ではなく1年あたりでこれほど大量のグッズを手掛けていること自体、業界内でも屈指の実績です。

実際、街中で見かけるノベルティやキャラクターグッズの中にも当社製作のものが多数あり、それだけ多くの企業様にご信頼いただいてきました。

豊富な実績から生まれた知識や経験を踏まえた最適な提案・製造プランを導き出せる点は、トランスの大きな強みです。

また、実績の多さは生産ネットワークの豊富さにもつながっています。国内外で1,500社以上の協力工場ネットワークを構築しており、あらゆる素材・加工のニーズに応えられる体制を整えています。

そのため「こんな特殊なアクスタ作れる?」というご相談にも、最適な調達先を選定して実現する力があります。

実績に裏付けられた生産・品質管理ノウハウにより、スムーズかつ高品質なアクスタ製作をお約束できるのがトランスです。

業界のトレンド把握

3つ目の強みは、グッズ業界全体のトレンドに精通していることです。トランスは長年にわたり多種多様な業界のグッズを手掛けてきました。その経験から、エンタメ業界のみならずファッション、スポーツ、食品・飲料メーカーなど様々な分野の流行やニーズを常にキャッチアップしています。

社内では定期的にグッズ動向の情報共有を行い、社員一人ひとりが知見をアップデートしています。例えば海外で流行しているグッズアイデアをいち早く取り入れたり、今の市場ではどんなものがファンに喜ばれるのかを定期的にリサーチしています。

トランスはそうしたトレンドを更に分析し、自社サービスとして商品化もしています。常に時代の半歩先を行く提案ができるのは、業界のトレンドを常に把握・研究している環境があるからこそです。

トランスではこれらの強みを活かし、アクスタを手にするすべての人に喜んでいただけるアクスタ企画・製作を行っています。

トランスにアクスタ製作を依頼する際の流れ

トランスにアクスタ製作を依頼する際の流れ

最後に、トランスにアクスタ製作をご依頼いただく場合の基本的な進行フローをご紹介します。

以下のステップに沿って進めていますのでぜひ参考にしてください。

  1. 問い合わせ・ヒアリング
  2. トランスからの提案
  3. 入稿データ制作・入稿
  4. 校正サンプルアップ
  5. 校了・納品

問い合わせ・ヒアリング

まずはお気軽にお問い合わせフォームにてご連絡ください。

担当者が対応し、以下のような事項をヒアリングさせていただきます。

目的やターゲット

グッズを作る目的(販売用/ノベルティ配布用/記念品 etc)や想定するファン層・使用場面を伺います。

これにより企画の方向性を定めます。

数量や納期

必要な個数やご希望の納品時期を伺います。イベント日程等が決まっている場合は必ずこの段階で共有ください。

生産スケジュールを確認し、対応可否や最適な生産プランをご提案します。

イメージや仕様

作りたいアクスタのイメージをヒアリングします。

キャラクターやロゴの使用有無、サイズ、台座の形状、特殊加工の希望(例:ラメ入り、透け背景)など、具体的な要望があればお伝えください。

この時、具体的にイメージできていなくても大丈夫です。

予算

ざっくりでも結構ですので、ご予算感を伺い、それに合わせて可能な提案を考えます。

ここでヒアリング内容をもとに、次のステップである企画提案へと移ります。

トランスからの提案

ヒアリングした内容を社内で持ち帰り、企画案やデザイン案を検討・作成します。

ファン視点を取り入れつつ培ってきたノウハウを総動員し、お客様の期待以上のアイテム提案を行うことを心掛けています。もちろん必要に応じて簡単なラフデザインや参考画像も用いて、イメージしやすい形でプレゼンいたします。

提案内容には、アクスタ自体の仕様だけでなくプロモーション施策も含めることがあります(例えばSNSキャンペーン連動の企画など)。

トランスはグッズ製作だけでなく販促全体を支援できる体制があるため、もし企画段階で販促面のアドバイスが必要でしたら遠慮なくご相談ください。

お客様には提案内容をご検討いただき、修正点や追加要望があればフィードバックをいただきながら、最終的に方向性と仕様を決定し、具体的なデザイン作業に入ります。

入稿データ制作・入稿

決定いただいた企画内容に基づき、デザインデータの制作を行います。

画像素材やロゴデータをご提供いただいている場合はそれらを使用し、不足部分はこちらでデザインを起こします。キャラクターのイラスト等で版権元の許諾が必要な場合も、このタイミングでお客様と連携して取得・確認します。

デザイン案が完成しましたらお客様にご確認いただき、細かな色味や配置の調整希望があればこの段階で修正対応します。

最終デザインが確定しましたら、提携工場へデータ入稿を行います。通常、ここから先はトランスが生産管理を担い、お客様には完成までお待ちいただく流れになります。

校正サンプルアップ

量産に入る前に、校正用のサンプル(試作品)を製作いたします。

これは実際の量産品とほぼ同じ仕様で作った見本品で、主に以下の目的で行います。

仕上がりイメージの最終確認

色味や印刷の精細さ、サイズ感、スタンドのはまり具合など、実物で確認していただきます。

画面上のデザインと実物では印象が異なることもあるため、この段階で理想に近づける微調整を行います。

不具合チェック

デザイン上問題なくても、実際に作ると意図しない透けやズレが発生する場合があります。

サンプルでそうした点をチェックし、必要ならデータ修正や加工方法の変更を検討します。例えば台座の差し込みがきつすぎる場合は穴径を広げるなどの対応をします。

関係者確認

社内決裁者や版権元など、関係者の最終OKが必要な場合、このサンプルをお見せして許諾を得ます。

お客様にはサンプル現物または写真をご確認いただき、細かい修正要望にも対応いたします(可能な範囲で)。

「もう少し明るい色に」「厚みを増やしたい」等あればお気軽にお申し付けください。こうした校正サンプルのやり取りを経て、理想に近づけていくプロセスが、満足度の高い最終成果物につながると考えています。

校正サンプルアップ

サンプル確認で問題点が解消し、ご納得いただけましたらいよいよ量産(本生産)に移ります。この段階を「校了」と呼び、デザイン・品質ともお客様に了承いただいた印となります。

アクリルスタンドの場合、大きな不良率は稀ですが、印刷のズレや傷が極力発生しないよう丁寧に量産・検品を徹底しています。

全数量の生産と検品・梱包が完了しましたら、いよいよお客様への納品となります。ご指定いただいた納期・納品場所に合わせて、責任を持ってお届けいたします。

以上が、トランスにアクスタ製作をご依頼いただく際のおおまかな流れです。

【問い合わせ】→【企画提案】→【デザイン入稿】→【サンプル確認】→【量産・納品】というステップで進行し、その各段階でしっかりサポートいたします。

まとめ

アクスタの製作を依頼する場合、選ぶ会社によって結果が大きく左右されます。

信頼できるアクスタ製作会社を選ぶことで、高いクオリティのアクスタがスケジュール通りにきちんと納品され、その結果、全員が喜ぶことも夢ではありません。

アクスタをはじめとしたグッズ製作の実績も豊富にありますので、信頼できるアクスタ製作会社をお探しなら、トランスにぜひ相談してみてください!

ふじさん

今や幅広い層に人気があるアクスタは、さまざまなデザインのものが市場に出回っているからこそ、クオリティの低いものは悪目立ちしてしまうでしょう。せっかく作るのであれば、高いクオリティのアイテムにするためにも、ぜひこの記事を参考にしてもらえたらうれしいです!

公開日:
株式会社トランス

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