GOLD CHAMPAGNE GOLDEN YELLOW
GOLD CHAMPAGNE GOLDEN YELLOW

アパレルやコスメ、インテリアなど、ファッション関連から発信されるシーズン毎の「トレンドカラー」。実は、何シーズンも前に海外の専門機関が定めていて、それが世界中で展開されています。「TRend COLOR STORY」では、世の中の経済活動や人々のメンタルとも密接に関わってくるカラーについて、いろいろな側面から色の物語を発信してゆくシリーズです。

★先回から「TRend COLOR STORY」は、新シーズンがスタートしましたが、いかがでしたか?

今回も2019年に向けてのカラーストーリーをご紹介してゆきます。
今回は、アクセントカラーとして興味深い「ゴールドカラー」です。

2019年春夏のアクセントカラー「ゴールド」って?

前回のヌードカラーと同様、2019年トレンドカラーのベースとして、プリミティブな美への回帰(古代文明に第三世界と西欧文化の融合)があります。その象徴ともいえる「黄金色(ゴールド)」は、シーズンのアクセントカラーとして、とても重要です。
2019年春夏のリゾートコレクション、そしてその先の2019-20秋冬のオートクチュールコレクションにも多くのメゾンで登場しています。また、80年代に着目した今シーズンにおいても「ゴールド」は重要なカラーです。新鮮な配色やディテールなどに注目してみましょう!

2019年春夏ゴールドバリエーション配色など

■代表的な配色

■素材&ディテール

■アクセントアイテム

ゴールドカラー好きの人の心理と、ゴールドの効果?!

「ゴールド」は自分自身の価値(=中心)を表す色。ゴールドカラーのモノを身に着けて自信をつけよう

黄色(=個人を表すカラー)と橙色(喜びを表すカラー)の混色が金色。
自分の価値を認識することで、喜びを感じる色になります。

ゴールドのモノを身に着けるだけでなく、自分の中にある「ゴールド(自分の価値)」に光を与えるような行動を意識することが大切。それにより、喜びある人生を手に入れることできると言われています。
また、「ゴールド」は鉛を金に変えようとした錬金術とも深くかかわっていて、とてもプロセスを重視します。
鉛が金に代わるように日々努力を重ねれば、何かを超越してゆく可能性を示唆しています。
「ゴールド」を好む人は、自分の価値を見出そうとし、人生を楽しみながら自ら輝いていける人です。

「ゴールド」の効果

仕事や勉強など、様々な場面において自分の価値を見出すサポートをしてくれます。
不安や恐怖を手放し、自信を持たせてくれます。
心の奥底にあり、気付かなかった幸せにも気づかせてくれます。

四季で表現される「パーソナルカラー」とゴールドの関係

■「パーソナルカラーに合った「ゴールド」ジュエリーの選び方があるんですよ

パーソナルカラーとは:
1920年代のアメリカ、看板屋さんのテクニックに「看板の色をまとまった仕上がりにする場合、全てのペンキに黄色を混ぜるか、青を混ぜるとうまくいく」という定説がありました。
この説をロバート・ドア氏が体系的に整理したのが「パーソナルカラー」のベースとなっています。
個人の髪の色、肌の色、瞳の色などから似あうカラーを導き出し、2つのグループ、さらに4つのシーズンタイプに分類しています。

*イエローベースグループ
スプリングタイプ、オータムタイプ
*ブルーベースグループ
サマータイプ、ウインタータイプ

<パーソナルカラータイプ別 ゴールドジュエリーの相性>

タイプ 調和するゴールドジュエリーのカラーと加工 デザイン傾向
スプリング 輝きの強いイエローゴールド 甘くてキュートなデザイン
オータム マットな輝きのアンティークゴールド 直線的でシャープ、モダンなデザイン
サマー 優しくシルキーな光沢のピンクゴールド 清楚で爽やかなデザイン
ウインター 白く強い輝きのホワイトゴールド シャープでゴージャスなデザイン

「ゴールドカラー層」をご存じでしたか?

■かつて少数派だった第三の労働者層「ゴールドカラー」
これからの働き方として注目か!

経営学者のロバート・E・ケリーが提唱した「ゴールドカラー」という概念があります。
日本においても、ブルーカラー(ガテン系やサービス業など、主に身体を動かして働く職種)とホワイトカラー(主に頭脳を使って働くオフィスワーク等)については、一般的に聞きなれており、身近に感じていることと思います。また、多くの労働者はこの2つの層に属していました。
そして、会社や役所などに雇用されてきました。
しかし、現代において、このふたつの層には分類できない新しい労働者層が出現、拡大傾向にあります。それが、「ゴールドカラー」です。
職種が多様化した今、若い人たちの中には、この「ゴールドカラー」的思考が拡大しています。

「ゴールドカラー」層とは:

自分で主体的に仕事を選び、自らやるべき事を判断、提案する。
時に自腹を切って、自分の仕事や勉強に投資しながら進んでゆく主体性に溢れた人。
自らの結果のみが成果となり、報酬や将来の仕事へとつながる。
そのためには、頻繁に転職もし、自ら会社を設立することもある。 自分のスキルで稼いで生きる人々。活躍の範囲も1000キロ以上と広く、活動の場に拘らない。

貴方は、「ゴールドカラー」層の生き方をどう考えますか?

金魚は赤いのに、なぜ「金」魚というのでしょう?

■「金魚」の名前の由来、知りたくない?!

金魚は、日本の魚だと思っていませんか?!実は、外来魚なのです。
*1500年頃(15世紀終わり~16世紀)に中国から金魚は入ってきました。当時は大変高価で、上流階級の人々を中心に珍重されていました。 *戦国時代より前、ちなみに織田信長(1534年生)
今のように、我々庶民が気軽に観賞魚として楽しめるようになったのは、江戸時代の終わりになってからです。
金魚の養殖が始まり、比較的安価で入手できるようになり、その愛らしい姿は、絵画や着物などの柄にもなって大人気となりました。
当時、家計の厳しかった武士たちが内職で金魚養殖をしていたそうです。
実際、金色ではないのに、なぜ「金魚」というのでしょうか?
いくつかの理由があります。ひとつは金魚の体に太陽の光が当たるとキラキラと光り、金色に見え、金運をもたらしてくれるから。英語で「Goldfish(ゴールドフィッシュ)」というから。また、もともと中国でも「金魚」が「金余」と発音が似ており、お金が余ると言われ、縁起が良いものとして知られているから。などなど。
いずれにしても、「金魚」はハッピーフィッシュのようです。
金運のイマイチなあなた、「金魚」を飼ってみませんか?

大人女子の間で密かなブーム「金継ぎ」知ってますか?!

■歴女(れきじょ)の次は、詫女(わびじょ)か?!

「金継ぎ」は、陶磁器や漆器の破損した部分を漆で修復し、再生させる技法で、古くは縄文土器にもみられ、室町時代以降は蒔絵などの漆を使う工芸と共に普及しました。
また、茶道の普及により、壊れた器もありのまま受け入れるという茶道の精神のひとつとして芸術的な価値としても認められるようになりました。
本阿弥光悦作の「金継ぎ」の器などは、文化財に指定されています。
最近では、大人女子の習い事のひとつとしても人気があり、各地で金継ぎ教室が開かれています。

ゴールドの夢占い、信じる?信じない?

■日頃、どんな夢を見ますか?えっ、爆睡して、見た夢を覚えていない?!
もし、いつか「ゴールド」の夢を見たら貴方にとって意味のあることかもしれませんよ。

明るく美しいゴールドの夢

眩く、光り輝くような美しいゴールドは、幸運に恵まれることを意味しています。
自分にとっての価値があるものが手にはいるかもしれません。
大切な存在になるかもしれない人との出会いも期待できそう。

くすんで濁ったゴールドの夢

手入れを怠ったゴールドは、光を失います。
自分の中に存在する傲慢さや虚栄心を暗示しています。
日頃の自分の行いや態度を振り返り、反省する必要がありそうです。

ゴールドの空間の夢

秀吉の茶室、仏壇、寺院の内装などを思い浮かべてみてください。
気力ややる気の上昇期にあるかもしれません。
ただし、あまりにも派手すぎる空間の夢は、あなたがやや見栄っ張りで傲慢になっていることへの警告です。謙虚に、謙虚に。

ゴールドの仏像の夢

信心深いあなたは、幸運に恵まれ、仕事や勉強などで、日頃の努力が実り、思う通りの成果が達成できるかもしれません。

ゴールドの植物、動物の夢

「ゴールドの植物」:
周囲の評価を受けて自分の可能性を育んでいけることを意味しています。
ただし、イミテーションの植物に着色したゴールドは、逆の意味になってしまいます。

「ゴールドの蛇、龍、鯉」:
運気の上昇を意味します。特に、捕まえることが出来た夢は、金運上昇!
ただし、逃がしたら好機や金運を逃がすことになりますので、要注意。

ゴールドの装飾品の夢

金色の指輪やネックレスをもらったり、身に着けている夢は、恋愛運の上昇が期待できます。
しかし、要注意な場合も。
多くの指輪を付けている夢は、自身の虚栄心や傲慢さをあらわしています。
また、ネックレスは運気上昇をあらわしますが、重く感じたら、ストレスが溜まっているみたいなので、心身の疲れに気を付けて。

ゴールドのモノを失う夢

大切なものを失う=運気の低下を意味します。
自分にとって大切なモノを失くしたり、大切な人との別離などを意味する暗示かも。

さて今回の「ゴールド」いかがでしたか。

次回の新「TRend COLOR STORY」でも、2019年のトレンドカラーのストーリーをお届けいたします。
ぜひ、ご期待ください。

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