[TRend COLOR STORY. ]
Pink Pink and Pink 【ピンク】

アパレルやコスメ、インテリアなど、ファッション関連を中心に注目される「今年のトレンドカラー」。
実は、海外の専門機関が毎年定めていて、それが世界中で展開されているんです。
「TRend COLOR STORY.」は、世の中の経済活動とも密接に関わってくる「トレンドカラー」について、分かりやすくご紹介するシリーズです。

「TRend COLOR STORY. 」第一回は、 2018年トレンドカラーのひとつ、
女性からの人気が高い「ピンク」をご紹介いたします。

ピンク色の性質

色は、人の心や気持ちに働きかけ、心理や感情に様々なかたちで影響しています。よく知られているものでは、暖かさや寒さ、柔らかさ、固さ、重さ、軽さといったイメージがあります。 今回のテーマカラーのピンクが持つ性質には以下のようなものがあります。

『温暖』

心地よい温かさ
穏やか
たくさんの愛情

『柔軟』

女性らしさ
しなやかさ
繊細な感覚

『進出』

明度や彩度が高く
前進するイメージ
解放、開放感

ピンクが与える心理効果

  • 母のあたたかく深い愛情から感じる「癒し」効果
  • 怒りや憤りを取り除くような「許し」効果
  • 本来持っている女性らしさを引き出す「女性ホルモン分泌促進」効果
  • 甘さの味覚中枢を刺激し「食欲増進」効果

やわらかいピンクで“優しさ”や“安心感”を与えたり、ビビットなピンクで“女性らしさ”や“食欲”を引き出したり、日常生活やビジネスの様々なシーンで活用ができる奥深い色ですね。

ピンク好きな人の性格って?

一言で言うと、『女性の象徴のような性格』の人です。

  • 愛情深く、人一倍優しい人。
  • 母性が強く、とことん尽くすタイプの人。
  • 女性特有の表裏を持ち合わせた人。

比較的大きな心で他人を受け止めることができる反面、些細なことで傷つきやすい繊細でガラスのような部分もあります。また、周囲の人への心配りが素晴らしく、おしゃべり好き。一方で、ストレスがかかると感情を激しく高ぶらせることもある性格の持ち主です。

ピンクが女性の象徴カラーの価値観はいつから?

遠い昔の18世紀フランスから始まったと言われています。当時の「ベルサイユ宮殿」のピンクブームが発端となり、全ヨーロッパに拡散。やがて、アメリカ大陸にも拡がっていきました。

日本のピンクとはどんな色?

日本特有の四季の移ろいの中から美の心を見出し、生まれたのが日本の伝統色です。自然界の繊細な色味が特徴で、古来より着物などの染色等に使用されてきた色がたくさん存在します。色の名前も、長い歴史の中で、その時代の社会や文化などから、様々な感性で付けられた、とても情緒豊かなものばかりです。 そんな背景を持つ日本のピンクをいくつかご紹介いたします。

●乙女色(おとめいろ)
乙女椿の花のような黄味を含んだ淡い赤色
●中紅花(なかくれない)
明るい薄みのある紅色
●薔薇色(ばらいろ)
紅い薔薇の花のような鮮やかな紅色
●乾鮭色(からさけいろ)
紅い薔薇の花のような鮮やかな紅色
●鴇色(ときいろ)
鴇の風切羽のような黄味かかった淡くやさしい桃色

ピンクにかかわる社会活動

温かくしなやかで前向きな性質、癒しや許容といった人に与える心理効果、女性の象徴カラーという価値観など、ピンクの持つ特徴を活用した社会活動をご紹介いたします。

PINK RIBBON(ピンクリボン)

出典 http://pinkribbon.org/

乳がんの正しい知識を広め、乳がんの検診の早期受診の推進を啓蒙する世界的活動です。10月1日は「ピンクリボンデ―」として、日本でも東京タワーやレインボーブリッジ、名古屋城、姫路城など各地のランドマークがピンク色にライトアップされるなど、毎年10月は乳がんについての啓発キャンペーンが多く⾏われます。

PINK SHIRT DAY JAPAN(ピンクシャツデージャパン)

出典 http://www.pinkshirtday.jp/

カナダ発祥の世界規模で展開されている、「いじめの無い世界」を目指す活動です。日本では、一般社団法人ピンクシャツデージャパンがこの活動を日本全域へ普及するように取り組んでいます。

さていかがでしたでしょうか。
一口にピンクと言っても、色の性質も与える心理効果も多様で、色自体も淡いものから鮮明なものまで様々あり、人が感じる印象は異なってきます。2018年のトレンドカラーのひとつであるピンクの特徴を理解することで、ビジネスにも効果的に活用することができます。

次回の「TRend COLOR STORY. 」 シリーズでは、2018年トレンドカラー第二弾として、「パープル」のストーリーをお届けいたします。

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