CEATEC JAPAN CPS/IoT EXHIBITION
CEATEC JAPAN CPS/IoT EXHIBITION

トランスひよっこ社員、メルウチカリコが、巷で開催されているイベントへ参加し、レポートしてゆきます。

今回は、「CEATEC JAPAN 」(シーテック ジャパン)へ行ってまいりました。
新しいモノ・サービス・テクノロジ―を企業が披露し合う国内最大級の展示会、CEATECは、今年は10月15日~18日、幕張メッセにて開催されました。
「ザ・文科系」の私には、理解できない内容が多々ありましたが、各企業ブースに群がる人々、はきはきと話す綺麗なコンパニオンの方を見ていると、雰囲気だけは感じ取ることができました。各企業の最新技術情報収集をしつつ…入場コードの読み取り、名刺と交換、アンケートに答えるなどでもらえるノベルティに目を光らせていました。おそらくいつの間にか目的は、「ノベルティをもらうこと」となり、会場内の多くの人々の中で来場目的がズレた人だったはず。
今回は、GETしたノベルティ+αで、「展示会」ノベルティの選び方をお伝えしていこうと思います。

気になったノベルティ

たくさんいただいたノベルティの中でも、メルウチが「お、これはちょっとイケてるかも!」と感じたノベルティ、4つピックアップ。多くの企業が華々しくアピールする展示会で、意気ノベルティは、展示会後も、ブースや紹介内容を思い出してもらえるきっかけになるはず。

日立製作所さんのヒューマノイドロボット「EMIEW2(エミュー)」のミニストラップ。実際のロボットがとっても精巧に再現されていて、とってもかわいいです。3Dの成形品は難しそうですが、トランスの提携工場でも忠実に再現できます。製品をミニマムに立体表現したグッズは、、すぐに「あ、日立製作さんのロボットだ!」というように思い出してもらいやすい最強の視覚的記憶を与えることができますね。

村田製作所さんの小型ロボット「村田製作所チアリーディング部」のブック型メモ帳。フルオリジナル仕様で、メモ用紙部分にも「村田製作所チアリーディング部」 のかわいいイラストがプリントされています。内ポケットがついていて、名刺をはさんでお渡しできる、営業ツールとして優れもの!デザインはシンプルだけど、癒されるかわいさ。大切に使いたくなります。

日本端子さんの、光るスティック・キャンディ。スティック部分底を押すと、数色に光ります。CEATECの会場内では、珍しいノベルティだったので、ブースの客寄せ効果もあったと予想されます。光るアイテムは、日本端子さんの取扱い製品のコネクタや端子を連想させるアイテムになっています。

SOCIONEXT(ソシオネクスト)さんの珪藻土コースター
近年、お店で多く見られるようになった珪藻土グッズは、1度は試しに使ってみたいアイテム。インテリアになじむ花型、小花柄がかわいい。
(似ているアイテム  白雲石吸水コースター 販促STYLE)

資料を入れるだけじゃない、立派な広告、トートバック

★大きいほど外側に!スリムなほど資料と一体化?

やはり、展示会といえばトートバッグ!ブースで紹介したサービス・製品の資料・カタログ・注文用紙を入れてお渡しするのには欠かせません。トートバッグは資料を入れて持ち運ぶだけのアイテムではありません。大きな名入れスペースは、能動的に持ち歩いてもらうことで「歩く広告」となります。会場内では、ブーズの存在を、会場外は企業名をアピールできるアイテムです。

CEATECでも、トートバッグを配られているブースはたくさんありました。その中でも、一番目を引いたのが、ローム(ROME)さんのバッグ。おそらく横400㎜くらいあったと思います。A4が2面分以上の大きさがあるので、他のブースでもらった資料もスイスイ入っちゃう。結果的に「たくさんのブーズでもらった資料をまとめられる」大きさで、一番外側に持ってもらえるバッグとなりました。多数企業出展展示会には、バッグの大きさが吉とでる…?

しかし、大きいバッグはメリットだけではなく、デメリットもあります。せっかく資料を入れてお渡ししたのに、中に他のブースの資料をごっそり入れられてしまって、資料が行方不明になったり、ぐしゃぐしゃになってしまうこともあります。その反面スリムなバッグは、他の資料を多くは入れられないので、資料がある程度まとまって来場者の手元に残ります

★展示会に適切なバッグの素材とは

バッグにもたくさんの素材があり、迷われた経験のある販促担当の方も多いかと思います。そこで、展示会で多く見られる、「不織布」「ポリキャンバス」「キャンバス」の“展示会バッグ”としての特徴を分析してみました

不織布


圧倒的に低コストに抑え得られるため、展示会では断トツ1位。紙袋のようパリッとしているため、「かっちり」「清潔」といったイメージがあります。不織布バッグにも熱で圧着しただけのものと縫製されたものがあり、重量のあるカタログをお渡しする際は、縫製された不織布バッグがおすすめです。不織布バッグは価格も安いので、大きいサイズのバッグを作製し、来場者に一番外側のバッグとして利用してもらうことを狙えますね。

(似ている商品 不織布バッグ(縫製) 販促STYLE)

ポリエステルキャンバス


化学繊維でできているので、生地がとてもしっかりしています。見た目はキャンバスと似ていますが、やや光沢があり自立性があります。ポリキャンバスは、堅牢度が高く、完全防水ではありませんが、水に強い素材です。展示会では、底マチと横マチのあるタイプが多く、資料を出し入れしやすいのはもちろんのこと、耐久性があります。上記で述べたように丈夫な素材なので、資料を読んだ後に、保管用、社内備品入れ等に2次利用してもらえる可能性は高いです。

(似ている商品 ポリエステルバッグ 販促STYLE)

キャンバス


カジュアルなイメージの強いキャンバス生地ですが、生地色や、印刷デザインで展示会でもお使いいただけます。中に入れたものや体にフィットするので、かさばりません。生地の柔らかさは、「親しみ」「あたたかみ」を印象づけ、デザイン次第で、ちょっとした外出時など仕事外でもエコバッグとしてご利用いただける可能性が高い素材です。

(似ている商品 キャンバスバッグ 販促STYLE)

評価基準

信頼感(イメージ)…ブランドイメージにおいて、信頼がある、清潔感があると感じさせることができるか。
自立性(実用性)…資料・書類を衝撃から守る。
価格(コスト)…安く大量に。限られた販促費用に見合っているか。
2次利用可能性…資料を閲覧してもらった後、捨てられずにその他の用途として使ってもらえるか。

※こちらは独自の判断基準となります。ご参考程度にお考えくださいませ。

ボールペンは、ブランド?多機能?

ちなみに、CEATECでも、名刺の交換、アンケートの回答で、ボールペンを配布しているブースが多くみられました。やはり、まだまだビジネスマンにはボールペンは必需品。たくさんのブースが同じ用にボールペンを配っていたなら、「あ、またボールペンか」と思われてしまうこともあるはず。予算と実用性をふまえるとやはり万人受けするボールペンはハズせません。他ブースのボールペンと差をつけるには・・・

ブランドボールペン

国内で多く利用されているブランドボールペン(国内産)は、ノベルティとしての高い効果を期待できます。高品質なので、自社製品の品質と重ね合わせて、ブランド価値を高める効果もあります。受け取り手が認知しているアイテム、商品経験があるアイテムは、品質の良いものであれば受け取ってもらいやすくなります。

(似ているアイテム パイロット フリクション 販促STYLE)

多機能ボールペン

店頭で販売されているブランドボールペンよりも価格が安く抑えられる既成のボールペンはたくさんあります。ブランドの1色インクと同じ金額、それ以下で、3色インクや、タッチペンと多機能なボールペンの作成が可能です。今回のCEATECではブランドボールペンがほとんどで、同じボールペンばかりでした。名刺交換、アンケート回答を、促す一瞬で目を引く多機能ボールペン!で来場者とのコミュニケーションも増やすチャンス作りましょう

(似ているアイテム 多機能ボールペン 販促STYLE)

まとめ

限られた販促費の中で、ノベルティ(プレミアムグッズ)そのものを欲しい!と思わせることはとても難しいことです。
CEATECのようなBtoB向けの展示会で来場者にお配りするもので、直接的に購買に結び付くことは少ないですが、ノベルティは「商談のきっかけづくり」、「ブランド認知」、「ブランド価値向上」、「競合との差別化」と重要な役割を担っています

他社との差別化を重視するあまり奇抜なアイテム選定をし、ブランドイメージを損なうよりも、「とりあえずもらいたい」、「もらったから使いたい」と思ってもらえる長期的に小さな効果を積み重ねていくためのツールが展示会でのノベルティの役割だと思います。

おまけ

会場で写真が撮れなかったので、自宅で撮影してみました。
100円ショップでそろえられる小物で、「非日常SNS映え写真」が撮れちゃいます。
ノベルティや販売品で「オリジナルグッズ」を作製して、SNSでの拡散を促す施策のご提案も、トランスにお任せください。

さて、いかがでしたでしょうか。

日本の最先端の技術が集結するCEATEC。今回ご紹介させていただきましたアイテムは、残念ながら一部弊社実績ではございませんが、近しいアイテムのご提案・作製は可能です。

  • 「フルオリジナルのアイテム」をつくりたい!
  • ノベルティだけでなく、イベントやショップでの販売品作製も検討している!
  • 話題の素材や、旬のアイテムを探している。

など、ぜひお気軽に各営業担当までご相談ください。

メルウチカリコ

トランス入社2年目。CEATECで紹介されていた新技術は、私の理解のキャパシティを超えていました。名前を知っている企業ブースの展覧物は特に理解しようとしましたが…日本を代表する企業のロゴが入っているだけで、バッグもペンもかっこよく見えました!ざっくりと感想を述べますと、日本の将来が楽しみになりました…!!!

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