今回、推し活研究員の私、咲楽レイがオリジナルグッズ開発にも活かせる、最新トレンドの情報を求めて2回目の韓国視察に行って参りました!
韓国は、ファッションやカルチャーにおいて常にトレンドの最前線に位置する市場として知られています。特にZ世代を中心とした消費行動やデザインの変化は、日本にも大きな影響を与えています。
今回の視察では、そうした韓国の最新トレンドを実際の店舗や街の様子から観察し、オリジナルグッズ開発にも活かせるヒントを探ってきました。
前回のトレンドと比較しての変化や、新しいトレンド情報など、アイテムから人々の行動傾向に至る情報まで徹底解説していきます。また、推し活グッズのアレンジに役立つヒントも、合わせてご紹介していきますので、是非ご覧ください!
視察先:聖水(ソンス)&弘大(ホンデ)
今回視察に向かったのは、韓国の聖水(ソンス)&弘大(ホンデ)エリア。
韓国旅行先でも人気スポットとしてあげられるこのエリアですが、実は最新トレンドの発信地ともいわれています。
聖水(ソンス)
最先端のトレンド発信地として注目を集めているエリア。
カフェやショップ、アートギャラリーなども盛んで、古い建物のリノベーションや個性的なデザインの建物も多いのが特徴です。
弘大(ホンデ)
韓国の美術大学「弘益大学」があるエリアで、音楽・芸術などの創作活動を行う学生を中心に、流行やサブカルチャーの発信地となっています。
第1回目の視察と比較して、アニメやキャラクターに関する広告やイベントが多数見受けられました。
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エイト
- 聖水(ソンス)と弘大(ホンデ)でかなり街の雰囲気が違いそうだね
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レイ
- 聖水(ソンス)のほうが、より洗練された、個性的でお洒落なアイテムや建物が多かった印象ね。比べて弘大(ホンデ)は、エンタメ系コンテンツの広告も多いのと、ポップアップショップも多い印象を受けたかな。日本のIPコンテンツのポップアップは現地の韓国人でかなり賑わっていたよ!
現地で大人気!日本のコンテンツを調査
まず初めに、韓国でも盛り上がっていたコンテンツ情報をお届け!
現地ではどんなキャラクターが人気なのか?ファンの行動なども併せてレポートしていきます。
現地で人気のコンテンツ
視察当時、劇場版が公開中・公開直後だった人気ジャンプ作品のアニメ映画は、それぞれポップアップショップとコラボカフェが開催されており、現地のファンが集まっていました。
大人気のオープンワールドRPG(中国発のゲーム)に関しては、コラボカフェや「Galaxy Store」とのコラボも実施中。コラボカフェには行列ができるほど賑わっていました。
また、韓国内の人気コーヒーチェーン店「MAMOTH COFFEE」と日本の国民的アニメコンテンツのコラボグッズは、一部商品がどの店舗へ行っても売り切れ状態と大人気の様子。
駅構内には、日本の人気Vtuberの記念広告も多く掲示されており、韓国内での人気も実感することができました。
Netflixで話題のK-POPを題材にしたアニメーション映画も、食品やアパレルなど、様々なジャンルとのコラボを展開していました。
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レイ
- K-POPアイドルの応援・生誕広告に関しては変わらず充実していたものの、1年前と比較すると、2~2.5次元のコンテンツに関するコンテンツも増えているように感じられました!
現地のファンの様子
人気ジャンプ作品のアニメ映画の劇場版公開記念ポップアップショップ(初日)では、開店1時間前から行列ができており、男性が7~8割ほどでした。開店後のショップの様子を視察したところ、Tシャツやタペストリー、クリアファイルなど、今回の映画に合わせたデザインがわかりやすく大きく印刷されているグッズや、実用性も兼ね備えたグッズを手に取っているファンが多く見受けられました。
また2000年代後半に人気を博した日本の少女漫画・アニメ作品のポップアップショップでは、若い女性を中心にゴシックロリータやパンクロックのような、作品の雰囲気に近いファッションの女性が多く集まっていました。
イベントに行く際に、作品やキャラクターのイメージに近いファッションで楽しむ様子は、日本も韓国も変わらないファン行動の一つだと実感できたイベントでもありました。
現地でトレンドのアイテムや行動は?
ここからは、視察を通してわかった現地でのトレンドアイテム・行動をご紹介していきます!
カスタムデコトレンド
アパレル系のショップや雑貨、キャラクターショップなど幅広いカテゴリーで多く見受けられたのは「カスタムデコグッズ」です。
スニーカーやバッグに加え、キャップやヘアブラシなどの小物にも派生しており、その場でデコグッズが作れる店舗では、以前よりトレンドであったワッペンデコに限らず、アクスタデコや手帳デコにも広がりを見せていました。
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レイ
- トレンドの背景として、デコレーションを通じて“自分らしさ”を可視化する行動が、韓国の若年層を中心に多く見られるという傾向があると考えています。個性表現の手段としてのデコ文化は、今後もグッズは勿論、広いカテゴリーで応用が進むのではないでしょうか。
バレエコア
数年前からのトレンドにはなりますが、まだまだ「バレエコア」の要素を取り入れたアイテムが多く見受けられました。特に服よりも、バッグやシューズなどの小物での展開が中心で、柔らかさや儚さを象徴するテイストが、韓国においては“かわいさ”の定番として定着した印象を受けました。
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レイ
- 韓国の若者の間では、トレンドとしての鮮度よりも、“ブランドやファンの中で確立された世界観を丁寧に維持すること”が重視されているのではないでしょうか。
寒色×暖色の組み合わせ
茶色×水色、赤×水色、ピンク×緑など、一見ちぐはぐな配色の組み合わせのアイテムが多く見受けられました。
ちぐはぐな配色による単純な派手さではなく、“違和感の可愛さ”を意図的に作り出すデザインが増えています。調和よりもユニークさや感覚的なバランスを重視する傾向が強まっており、固定観念にとらわれない色使いが受け入れられている象徴のようにも感じられました。
チャームコスメ
前回の韓国視察でも話題にあがった「チャームコスメ」は引き続き人気があり、形状や構造の多様化が進んでいました。
ボールチェーンのチャームだけでなく、リングタイプ、クリップタイプのコスメも展開されており、機能性よりも「持ち歩くかわいさ」や「生活の一部としての演出」が重視されている印象でした。
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レイ
- メイク道具としての化粧品という側面に加えて、アクセサリー的要素が増しており、生活の中で“見せたい所有物”“可愛く持ち歩きたいもの”として浸透し始めているといえるのではないでしょうか。
異素材の組み合わせ
布とPVC素材、布と鏡、タオル地と時計…など、異素材を組み合わせたアイテムが多く見られました。
従来の素材感を超えた組み合わせによっておこる意外性が、新しい“かわいさ”や“面白さ”を生み出しています。
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レイ
- 韓国では、見た目のかわいさに加えて“触って気持ちいい”“持っていて癒される”といった、心地よさを感じられるデザインが好まれており、異素材ミックスのアイテムがそうしたニーズに合っていると考えられるのではないでしょうか。
ボトル・タンブラーアイテム
韓国におけるカフェ文化の浸透により、ボトルやタンブラー関連のアイテムが豊富に展開されていました。
実用性に加え、思わず持ち歩きたくなるようなおしゃれなデザインが多く見られました。
持つ・使うといった日常の動作を、より楽しく、自分らしく見せる工夫が広がっており、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが高い支持を集めています。
共感を誘うキャラクター表現
泣いている表情、疲れた表情を見せるなど、“人間らしい感情的な表現”を取り入れたグッズが多く見られました。
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レイ
- 従来の「理想化された可愛さ」も人気はあるものの、「等身大の弱さ」や「共感できる感情」を通じた愛着形成へと価値軸が変化しているのではないかと考えられます。今後は、完璧さよりも“感情を共有できる存在”としてのキャラクター表現が支持されていくのではないでしょうか。
まとめ
今回の視察から見えてきた韓国トレンドは、単なる流行ではなく、ユーザーの価値観や行動の変化を反映したものが多く見られました。
特に、
- カスタマイズによる“自分らしさ”の表現
- 持ち歩きや見せることを前提としたデザイン
- 感情や共感を軸にしたキャラクター表現
といった要素は、今後のグッズ開発において重要な視点になると考えられます。
これらのトレンドを取り入れることで、単なる“アイテム”としてのグッズではなく、ユーザーの体験や自己表現に寄り添った商品設計が可能になるのではないでしょうか。
また、アニメや漫画、ゲームなどを中心としたエンタメコンテンツの流行も1年前の視察と比較して強く感じることができました。韓国ファンの推し活行動などから、海外展開におけるグッズ製作のヒントが見えてくるかもしれません。
トランスでは、トレンドを上手く取り入れたノベルティやコラボグッズの企画・製作が可能です。
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ぜひお気軽にご相談ください。
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咲楽レイ
2回目の韓国視察でしたが、1回目と比較して変化があったこと・無かったこと、それぞれにトレンド要素があり、グッズ製作に活かせそうな情報を取得することができました。韓国のトレンドは若者人気も高く、日本でも注目を集めていますので是非チェックしてみてください!
公開日:
株式会社トランス


